■2003年7月17日 更新 | |
●中国で二胡(胡弓)をはじめよう!
胡弓の写真はこちらへ |
|
■せっかく中国でくらすならはじめなくちゃ! ついに買っちゃいました。 最近では中国でも引くことが少なくなったといっても、日曜に魯迅公園へ行くとまだたくさんの人がみんなで集まって練習をしていたりする比較的手軽でポピュラーな楽器です。
二胡はその名前のとおり弦が二本あります。減と減の間に弓があってそれを前後に引き分けることによって低音と高音を引き分けます。2本の弦はいつも同時に押さえるのです。
実はこれから何人かで一緒にこの胡弓を教えてもらうことになりました。今日はそのメンバーで楽器を買いに出掛けました。老子は音楽学院へ2年前から音楽留学している日本人の若い女の人です。その老子に楽器を弾いてもらってよしあしを確かめてもらいました。お店は音楽学院のすぐ前にある音大生御用達しの専門店。
さて、ここから少し価格に差が開きます。次が1500元。材質が紫檀や黒檀に変わります。一目見てもどことなく風格が出てきます。つやがあるものもあれば、逆につや消しのもあります。材質が硬いので良い音がするそうです。重量も少し重くなります。
胡弓には大きく分けて「上海」と「蘇州」の二種類があります。大きさは変わりませんが共鳴する部分についている木の彫り物が少し違ったりします。
「蘇州」は幾分丸い女性的な音が特徴です。初心者にも弾きやすいのはこちら。 日本の三味線が猫の皮を使っているように中国の胡弓は蛇の皮を使っています。蛇の皮には鱗があるのですが、その一つ一つが大きく、しかも大きさが均等なものが良い皮とされています。鱗が大きいということはそれだけ年を取った蛇ということになります。使われている皮の部分によっても値段が違ってくるようです。2000元、2200元、2500元という感じです。このレベルのもので音楽学校の生徒さんが使っているもののようです。
さてさて、ここからがお立会い。3000元を超えるものが出てきます。こうなってくると伝統工芸の域です。お店にあった一番高いのが4200元。日本に持って帰ったらウン十万円だそうです。10倍以上の値段がついてしまうのですね。
先ほど言ったとおり胡弓は蛇の皮を使っています。こいつがワシントン条約に引っかかるので、手軽に替えるからといって簡単に買ってしまっても日本へ持って替えることが出来ません。だからこれがちゃんとした世紀のルートで個人使用の目的で買ったものだということを証明する証明書を発行してもらわなければなりません。 安い胡弓でも発行するために200元が必要になります。お店で手続きはしてくれますが僕らがこれをもって帰るのはまだ先なのでその時に。
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||