■2003年7月17日 更新 | |
●ごはん氏一押しの中国語教材
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■中国で中国語を学ぶための教材は? 中国語学習の教材について掲示板に質問がありましたので、これは日本では手に入らないかもしれないのですが、お奨めのシリーズを紹介しましょう。 北京大学出版社から出版されている【初級(中級・上級)漢語口語】です。 緑の表紙が目印のこのシリーズは僕らの財大でも口語の授業で教科書として使われています。中国語の教科書としては中国でも有名なようで、上海の外文書店でも扱われています。内容を朗読したカセットテープの販売されています。 ぱっとみ何処にでもある中国語でのやり取りが書かれた「教科書」にしか見えないのですが、これがなかなかこういうスタイルの中国語の課文はなかなか無いのです。 スタイルとしては中学一年生の時に初めて手にする英語の教科書に似ています。登場人物の会話のやり取りを追うにつれて、出てくる単語が徐々に増えていくという仕組み。 初級では文章の跡に併音(ピンイン)というアルファベッドで書かれた読み仮名と、声調(セイチョウ)が記されています。 中国語を少しでもかじった方ならご存知でしょうが、中国語は4声と呼ばれる4つのイントネーションを使って同じ音で意味を使い分けています。 ちょうど日本語に「端」「橋」「箸」「梯」とイントネーションで意味が違うように「マ」という音で中国語には「お母さん」「馬」「あらまあ」「そうなの?」 というように意味が変わってきます。これらは学習するうちに言葉の中で自然に見についてくるものです。
初級の下冊になると声調だけが残り、併音がなくなります。でもこの段階になると知っている単語の数が増えているので読み方は大体想像がつくようになってきます。たとえば日本でも有名なフェイウォンのフェイは日本にはないのですが、草冠に「非」という字が入っています。するとちがう辺や冠でも「非」という字があると「フェイ」に近い読み方だと連想できるようになります。ちなみにオーヤンフィーフィーのフィーもこの「非」が入っています。 と余談はおいておくとして、僕がこの本を推薦するのは内容の面白さです。初級上冊は 授業に遅れたのを時計のせいにしたり(上6課)国を遠く離れてその思いを音楽を聴いて紛らわせたり(上8課)郵便局に行くのが不安な友達の願いを無碍に断ったり(上9課)姪が風邪を引いてると聞いたらわざわざ田舎から叔母さんが出てきたり(上10課) さらに中国らしいのは、学生証をまだもらってないと事務所に文句を言いにいったらやはりまだ出来ていなくて、明日来いといわれたり(上11課)寝坊してまた腹を空かせて授業にでなくてはいけなかったり(上12課)ともだちに教えてあげる中国語に金を取ったり(上15課) ここから盛り上がってきます。16課 上17課 上18課 上19課 上20課 上21課 上23課 上25課 上26課 上27課 上28課 上29課
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