■2003年7月17日 更新 | |
●中国でお金はどれくらい必要?(3) ■入学するときのあれこれ費用 |
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留学生楼の1階の売店を臨時の受け付け所にして朝9時前から手続きが行われました。 ここで困ったことが! 紛失や盗難されたときに備えて、お金はほとんどの所持金をトラベラーズチェックで持ってきていたのです。まあ、もちろんそれは両替して使うわけですが、まず中国銀行を探すのが大変でした。 ドルや円、それにトラベラーズチェックから人民元の両替は、少し大きなホテルなどでもしてくれるのだけれど、元ではなくアメリカ$へ両替するとなると、こういうことは中国銀行でしかやってくれません。 大概の町には必ず中国銀行があるし、もっとも目に付く銀行のひとつなのだけれど、なぜか僕がいる上海財経大学の周辺にはあまり目に付かない。 一番よく見かけるのが中国商工銀行。(中国銀行が少な目なのはこのあたりだけかもしれないので、そんなに心配することないかもしれませんよ) 中国銀行以外は残念ながら外貨から人民元以外の両替には応じてくれないのです。 そこで、いろいろ人に聞いてみたのだけれど、聞き方が悪いのかなかなか場所がわかりませんでした。やっと探し当てた中国銀行はこちら「玉田路268号」です。中国銀行といってもすごく古くて昔ながらのずらりと人が並んでいるところもありますが、こちらはすごく近代的でATMも3台くらいあって、警備員のおじさんもいて安心です。(最近順番待ちの番号券が発行される機械が設置されました。) VISAカードのついたこちらのキャッシュカードなんかを持っているお客さんもいて、6年前の中国のイメージとかなり違います。 日本でも何年か前に大阪へやってきたAPECが今年は中国であるのですね。テレビでも頻繁にそのコマーシャルなどが放送されていましたが、銀行にもバイリンガルの文字がありました。おかげで英語が使えるので事もスムーズにすすみます。早くしっかりした中国語をつかって手続きできるようになるとそれこそ良いのですがね。 両替は完了しました。ドルのトラベラーズチェックからドル紙幣への両替です。やはりこれには手数料が掛かるようです。$1100の両替で25セント手続費として取られました。99ドルはドルなのですが、残りの細かいところは人民元で渡されます。なんかその辺は適当に計算してたような・・・。まあ、よしとしましょうか。 さてさて、先ほどできなかった大学入学の手続きです。 学費などの支払いは米ドルか人民元でできます。 ただし人民元で払うと、これがとんでもない札束の数です。想像してみてください。100万円の束を8本近く、鞄にいれて運べますか?? 人民元で一番大きなお札が100元です。学費を払おうとすると約8000元。実際の物価では日本で150円程度のペットボトルに入ったコーラが約3元で売ってますので1元50円くらいの感覚。実際のレートでは1元15円ほどですので、物価は日本の約3分の1という感じになります。 けれど、どうもなれないうちは1元100円という感覚で僕の場合使っているので100元が1万円ほどの価値に思えて来るのです。 授業料は一学期、つまり9月から翌3月までで、アメリカドルで$1000です。僕の場合は一年間の予定ですが、とりあえずは半年分の学費を納めます。あっ、ちなみにアメリカドルのことを中国では「美元」といいます。中国元は「人民巾」です。メイユエンとレンミンピー。 人民元は実質的に米ドルに合わせてシフトしているそうで、米ドルやトラベラーズチェックを持ってきているならば特に日々の為替は気にしなくてよさそうです。 |
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