写真および名前は柚嘉莉ちゃんの同意済みです
最近、よくよくわからない外国語のタイトルや、名前を知っている友人からにもかかわらず不可解な内容のメールが送られてきませんか?しかもメールのサイズが300KBくらいあったりして・・・。
こういうメールを受けたらまず疑うのがコンピュータウイルス。実はこのところ日本国内のみならず、留学生の間で間で大流行している様子です。ウイルスは感染したパソコンがインターネットに接続するたびに持ち主の意思とは無関係にあちこちに変なメールを送りまくり、さらに感染を広げていきます。
ウイルスにはいろいろ種類がありますが、その中で特に最近流行しているのがKlezというウイルスです。特徴は以下のとおり。
- アドレス帳内のメールアドレスに318KB程度(313)の添付ファイルでウイルスをつけて勝手に送りつける。
- アドレス帳内のメールアドレスから送られたように偽装する。
- Klezの中には奇数月の6日に.DOC(ワード文書ファイル).XLS(エクセルファイル).jpg(画像ファイル)などを削除する種類のものがある。
などの特徴を持っています。
つまり友人などの名前でウイルスメールが送られてきたからといって、その友人のパソコンが感染しているとは限らないのが特徴です。
留学生内で大きく広まった理由は、おそらくお互いのパソコンのアドレス帳に留学生というひとつのグループのアドレスが同じように登録されている状況が拡大の原因ではないかと思います。 |
検査方法
ウイルスバスターなどのウイルス対策ソフトを持っている場合は、ソフトを最新のものにアップデートした上で、コンピュータ内のファイル及びメモリ内を総チェックすることをお勧めします。
もしそういったソフトを持っていない場合は
http://www.trendmicro.co.jp/hcall/index.asp
でチェックすることができますので時々検査することをお勧めします。
これで感染の可能性のあるファイルの発見と削除ができます。(ただしすでに感染している場合は隠れていて発見しきれない場合があります)
Klezの退治方法
ウイルスソフト会社から対策ソフトが無料で配布されています。
・クレズ駆除ツールVer4.05ダウンロード(FIX_KLEZV405.EXE
556KB)
Klezのファイル削除に対する対策
Klezにはいくつかの種類があり、その中のKlez_Eというタイプは奇数月の6日(アメリカ時間)に.DOC(ワード文書ファイル).XLS(エクセルファイル).jpg(画像ファイル)などを削除する可能性があります。
もっとも簡単な対策として、該当月の6日になる前にパソコンの時計を10日前後まで進め、Xデイをやり過ごしてから(アメリカ時間であることに注意)戻すというものです。
ただし、この方法はあくまで一時的なものですので、しっかりウイルス自体を苦情することをお勧めします。
Klez以外のウイルスに対する対策
ウイルス全体を対象にした検索ツールをトレンドマイクロが無料で提供しています。
・ウイルス全体を対象にした検索ツール
ウイルス感染への予防策
せっかくウイルスを駆除しても、すぐに新たなメールなどを受け取り再び感染してしまってはどうしようもありません。
感染の経験を免疫として、新たな感染を防ぐ対策を講じましょう。
- ウイルス対策ソフトの購入(ウイルスバスターなど)またはフリーのウイルスソフトを導入(AVGなど)
- ウインドウズアップデートの実行
- ウイルスソフトのアップデート
おすすめのウイルス対策ソフト
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AVG
窓の杜でも注目されていたフリーのウイルス対策ソフトです。メールの送受信に対して事前にウイルスチェックを行う設定や決まった時間に総チェックをかけるなど基本的な機能を満たしています。
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AntiVir
英語のサイトですが、まず左側の「DOWNLOAD」をクリックし、現れた画面の 「Please click on
the button to start the download.」という表示の左側にあるをクリックするとソフトをダウンロードできます。表示は英語ですがとてもわかりやすく作られているので使えると思います。もちろん無料です。
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ウイルスバスター2002
体験版
定番ソフトのお試しバージョンです。30日の使用後機能が停止します。もちろん日本語対応ですので、とりあえず感染されていないかのチェックに体験版を使ってみるのもよいかもしれません。
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