【2002年4月】

4月30日(火)  中間試験 ・能力と努力
試験が終わった。ここしばらくこのことがどこか頭の隅に引っかかって何をするのにも心にリミッターが掛かって悶々としていたのだが、ようやく開放された気分だ。
制限されるということが好きじゃない。仮にその制限外の部分を使わないとしても、自分の周りに枠があると思うだけで気持ちの悪いついたてが四方に立てられて視界を遮られている気がするのだ。
閲読の5課までが今回の試験範囲だった。試験勉強となればその5課までの部分を重箱の隅をつつくように漏れがなくチェックして覚え切れていない単語を調べ、文章を暗記し、出されそうな問題に対する答えを用意することになる。範囲以外のところを勉強しても当面の試験に対しては白費だからやりたくてもできない。

このやりたくてもできないというのが嫌なのだ。

細かいところは気にせずに、がんがん進んで目に触れる回数を増やすこと。これは自分が中国語だけではなくていろいろなことを勉強しようとするときのスタイルだ。なんかのゲームのような言葉を使えば、「経験値」を上げるのだ。実際の勉強の仕方で言うと、口語の教科書をガンガン進めている。もちろん知らない単語もいっぱい出てくる。一個一個調べながらとにかく読み進む。授業の進行が予習に追いつかれないようにガンガン進む。一冊教科書をやり終えたら次の教科書を買って進む。知らないうちに前の教科書の内容が簡単に思えてくる。使えなかったのが使えるようになってくる。

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頭で理解することと、実際に自分の体を使って覚えることとは違う。長い時間をかけてほんの上では複雑に見えてなかなか理解できなかったことが、いざ仕事の中で現実の形を持った事物として具体性を持つと簡単に思えてくる。いろいろなノウハウを詰め込んだ教科書や参考書は、人に何らかの知識を伝えることを目的にして作られている。といっても書面のスペースは限られたものだから自然と簡潔に要点をまとめて示されることになる。

僕らがそういうものを使って勉強しようとするときに知らず知らずのうちに行っているのは、まとめられ、圧縮された内容を解きほぐし、解凍して自分の言葉に変換し、理解しやすい言葉に直して吸収することだ。どんな簡単なことでも文章にして人に伝えようとするとき、簡潔にわかりやすく示そうとするほど、一目見たときに難しくなる。使われる言葉も難しくなりがちだ。優しい言葉で表そうとすれば総体が長くなる。長くなってくると今度はクドくなってくる。あちら立てれば此方が立たず。

個人的に経験で得るものは本の上で学ぶことよりもずっと多いと思う。なんにしろ手っ取り早い。面倒がりで不精な割りに知識欲が旺盛な性格だからなおさらそう思う。けれど世の中にはいろいろな人がいるもので、本の中だけで、それなりに・・・いやそれなり以上にいろいろな技術なり知識なりをうまく身に着けて、使いこなす人もいる。これまで僕はそういう人を何人か目にしてきた。そういう人と知り合うとこれは冗談でなくて本心から尊敬してしまう。自分にもそういう能力があったらよいなと思うのだ。

そう思う一方で、人の能力というのは少なからず努力というものなく身につけられるものではないというのが僕の考え方だ。努力もしないで羨ましがってばかりいるのは好きじゃない。努力することに誠実な人でありたいとは常々思うのだが・・・。

4月29日(月)  快晴
朝起きれなかったので食堂で明日の試験の準備。といっても今回はいまいち乗り気じゃない。四川北路まで散歩してきた。この前試験が終わったら買おうと思っていたズボンを売っていた店が潰れていた。。。だから安かったのか。失敗

雲がゆっくりと流れてゆく
長く続いた雨と憂鬱な曇り空のせいか
どこまでも透き通った空の青が何故だか余計に平坦に見えた
隣の陽台の物干しに掛かった白いシャツが陽を吸収して
生き返ったように風にはためき始めた

4月28日(日)  お姉ちゃんの彼がやってきた。
昼から張亭と待ち合わせしてジャラフで買い物。
今日は昨日からうちに泊まっているお姉ちゃんの彼が来て中国北部の料理を作ってくれた。彼一人だけご飯の代わりに肉まんを食べていた。へー。

4月27日(土) / 長崎という場所
雅星がまだ学校終わっていないのに一足先に実家の湖南省へ帰っていった。帰るのは帰ったんだけれどお母さんには内緒らしい。うむ。

入れ替わりに張亭のいとこのお姉ちゃんが今日からしばらく一緒に住むことになった。明日からの休みの一週間彼女の寮がしまってしまうのだそうだ。張亭もなんで上海にいる彼のところへ行かないのかと不思議がっていたけれど。張亭はきれいな普通話を話すけれど、彼女はすごい桂林訛り。ああ、さっぱりわからん。
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その人が生まれ育った町だとか県に対する思いだとか感じ方というのは、気がつかなくても、特に意識していなくてもその人の一部として染み付くものではないかと思う。それはその人を取り囲むひとつの枠組みだ。

自分のことでいうなら、僕は兵庫県に生まれて23歳でそこを離れて仕事をするまで縦に長く日本海と太平洋にまたがった海と山に挟まった庭で育った。だから自分が育った場所、育った県をふと頭で創造すると大きな四角形が浮かんでくる。実際に県内を北から南まで歩いたわけでなくても、大きな枠組みとしてのそれは意識する、市内にかかわらず自分の中にある。

真剣に日本の地図を眺めたのは小学校の社会の時間に都道府県のテストがある前の昼休み以来かもしれない。僕は日本語学科の中国人へお土産に持ってきた日本地図を広げて一つ一つの県がいったいどこにあるのかをもう一度覚えて言った。

テストのときはこんなにたくさんある県の名前と場所をどうやって覚えればいいのか検討もつかなかったけれど、今やってみると意外なくらいすんなりと頭の中にイメージできた。特に卒業してから地理に興味を持ったわけでも改めて注意したわけでもなかったけれど、普通に生活する中で知らず知らずに耳にする地名が、自然と一種のイメージを作り出して、県の名前とその町のイメージ、そして日本のどの辺りにあるのかという感覚が、長い時間をかけてつながってきたのだと思う。

僕は沖縄から始めて徐々に県の名前をたどり、京都から北へ上って北陸3県までは難なく覚えることができた。中部と関東は自分にとっては少し難しい。東北はまた易しくなる。地図を眺め、まだいったことのない場所を創造するのも悪くない。

話は戻る。県というのはその人を取り囲むひとつの枠組み。地図をなが見ていてはじめて気がついたことだけれど、長崎県というのはほかの県と違って実に小さな島が集まって県を構成しているすべてが地続きというわけに行かない。僕らが県内の旅行をしようというときに抱くイメージと、長崎で生まれ育った人たちが抱くそれとは違うのか、それとも特に違いはないのか。そんなことを考えていると一度長崎へ行ってみたくなった。


4月26日(金) / 春眠
春眠暁を覚えず。
僕のベッドは真ん中に寝転がって、ぐっと背筋を伸ばして両手両足を大の字に広げてちょうどの大きさがある。硬さも適当だ。枕は自分好みの低くてやわらかいもの。朝の起きるか起きないかの微妙な状態が一番気持ちいい。
というわけでようやく布団からもそもそと抜け出す決心がついたのは朝の9時。たまには一時間目をパスしてもいいだろう。

ノートパソコンのファイルシステムをFAT32からNTFSへコンバートした。NTFSはファイル領域を有効に使えてセキュリティーも高く、圧縮や暗号かも使える代わりに、DOSなど古いOSからはファイルの中身がのぞけなくなってしまう。
ずっと以前からMSDOSを使い慣れて、これまで何度もOSがおかしくなったときにはコマンドラインからファイルを移動させたりエディタを使って修復したりしたけれど、半年WINDOWSXPを使ってみて、ほとんどおかしいこともおきていないし、万が一の時にはある一定の時期の状態へ戻せる機能もOSに標準でついているから、その使い方さえきっちり覚えておけば困ることもないかと思って、思い切ってNTSFへ変えることにした。
そういえばFAT16からFAT32へ変えるときもずいぶん様子を見た。あの時はたしかロングファイルネームやDOS5のことを気にしていたのだと思う。

目的と手段。ともすれば混同しがちだけれども、いつのころからかこの二つを分けて考えるように癖をつけてきた。学生のころ、どうして将来役に立ちそうもない勉強を詰め込まなくてはいけないのかとこぼしたりした。きっと大人になっても使わないような公式や文法。そんなことに量力を費やして何かいいことがあるのかと。試験に合格するため?いい会社に入るため?お金を手に入れるための手段なのか?じゃあ学校へ通うのは何のためか。勉強するため。何のための勉強なのか。

目的はいつも曖昧で、誰かに聞いてもおそらくそんな当たり障りのない当たり前の答えが帰ってくるような気がするから、聞くほうも真剣に聞きもしなかったし、聞かれてもやはりまじめに答えなかったような気がする。というより答えられなかったかもしれない。

ある本の中で僕はひとつの答えと思えるような文章を見つけた。「勉強は物事を系統立てて考えるための訓練で、将来役に立つかどうかはそれほど重要ではない」というような内容だったと思う。曖昧でぼんやりとした疑問にパッと光が差したような気がした。目的も曖昧なまま、ただやらなくてはいけないこととして学校に通っていたころと、今僕が勉強を続けていることとは確かに何かが違うと思う。何より学ぶことを楽しんでいる。これは僕が大人になったからそう思うのではないと思う。自分なりの目的が今ははっきりとしているから学ぶことが楽しいのだ。

目的がはっきりと理解できて、それを自分で納得できれば子供ももっと学ぶ楽しみを味わえるだろう。そういう意味では勉強が面倒で辛くて面白くないものでしかないと感じていた子供のころ、差し出されていた環境を押し付けがましい余計なお世話としか感じられなかった時間がもったいない気がしてならない。「提醒」という動詞が中国にある。気づかせるとか鼓舞するとかいう意味だと思うのだけれど、目的がはっきり理解できない自分を「提醒」してくれる大人が幼いころにいたらもっと早く気づけたのにと思う。
教育で一番大切なのは「提醒」することではないかと思う。でないと子供たちは疑問を持ったまま、あるいはその疑問にさえ気がつかないままなんとなく大きくなってしまう。一番いろいろな物事を吸収できる時期をぼんやりとしたまま過ごすのが惜しいと感じるのは残念ながら大人になってからである場合が多いのだ。

手段と目的を分けてみよう。
自分にとって中国語を勉強することは、系統立てて物事を捉える手段である。系統立てて物事を捉える力を身につけることは、かっこいい自分になるという目的を達成するための手段である。中国へ来て勉強しているのは人生を充実して過ごすという目的のための手段である。

しばらく前から切れていた自転車の前輪ブレーキのワイヤーを修理した。



4月25日(木)  日本語課のクラス会へ参加
外大日本語課のクラスのパーティーがあるというので誘われていってみると、なんかよくわからないけれど前にヒサミツくんと相互学習していた李さんとぶっ通しで中国将棋をすることになった。(??)
中国の将棋は日本のに比べるとこま数が少なくて単純明快。いくつか特殊なこまの動きを覚えてしまえば簡単に遊べます。日本のなかなか決着がつかない将棋とは違って、まさに肉弾戦。どんどん相手のこまを食べていくし、最後にはほとんど駒が無くなってしまいます。決着も早い。
日本将棋はイライラするので好きじゃないけれど中国将棋はハマると結構楽しいかもしれません。早速今度買いに行きましょう。

さて、結果は最初はビギナーズラックか8年ぶりの中国将棋で3連勝。けれど彼女が慣れてくると負け続け。

財大で食事してから夜の日本語コーナーへ参加しました。ジンさんもちょうど来ていて同じテーブルで交流しました。

4月23日(火)  スランプ脱出。決め手はカフェイン  (^^)v 最高
ホームページを作っているせいもあって、インターネット上のいろいろな場所に自分のメールアドレスが掲載されているから、そのせいもあってか最近頻繁にウイルスメールがやってくる。おそらくWORM_KLEZ.Eだろう。早めに対策してあったから感染は防いでいる。
それにしても先週初めて知らないアドレスからやってきて、その後立て続けに毎日1通のペースで送られてくる。これは対策してない人はイチコロっぽい。それに感染力も強いようだから下手したら留学生中に広がる可能性もあるので、お知らせメールを送った。
内容は次のとおり。まだチェックしてない人はぜひ。

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○○○です。(このメールは一斉メールで送っています)

最近メールを通じて感染するパソコンのウィルスが大流行してます。

このウイルスの名前は「WORM KLEZ.E」といいます。

特徴はメールの添付ファイルにのって感染する点で、感染したパソコンのアドレス帳にある友達のところへ勝手にウィルスを送りつけて広がっていきます。
このウィルスに掛かったパソコンは、5月6日(奇数月の6日)になると、パソコンの中の「.TXT .DOC .JPG」など、写真や文章、エクセルファイルなどの拡張子がついたファイルを勝手に削除してしまいます。

5月6日までに、大切な写真や文章は圧縮するなどしてバックアップを勧めます。

防御方法はWindows UPDATEをしてパソコンのセキュリティーを最新の
状態にしておくこと。(万が一危ないメールが来てもシャットアウトできます)

ウィルス駆除ソフトがある場合もアップデートして最新にしておくこと。

疑わしい添付ファイルつきのメールが来たときは開かないこと。

駆除ソフトで総スキャンして感染してないか確かめること。

駆除ツールをダウンロードしてチェックすること。
です。

駆除ツールはうちのホームページからダウンロードできます。
いろいろな人に迷惑がかかってしまうので、ぜひテストしてみてください。

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送ってすぐに何人かから反応がありました。

さてところで、30日に中間テストがあります。それに向けての勉強開始。今日からの俺は違うぜ。強い見方がついている。
カフェイン全開!ネスカフェ!! ガバガバ飲んでバリバリ勉強だ!
という勢いで第一章の復習完了。ちょっと調子がよい。このところずっとスランプ状態を抜け出せなかったけれどもいいきっかけができた。明日からもひとつこの調子でよろしく。

中間テストに向けて自分への御褒美を用意した。全24巻時代ラブロマンス「橘子紅了」(橘であってるよね?)だ。労働節はとくにどこへも行く予定はないので、前からほしかったこのVCDを試験が終わったら買って、休みの間に観賞するのが目標。単純計算で1680分の超大作だ。一日5時間見て約一週間か。。。

ところで、今日本屋で日本の漫画の翻訳版でいくつか新しいのを見つけた。
目を引いたのは「タッチ」「H2」「花より男子」「めぞん一刻(相○一刻)」「ああっ女神様(我愛的女神)」「あさきゆめみし(源氏物語)」だ。カッコ内は中国でのタイトルです。

ああ、ほしい。でもそんなに手を出してどうする。ぐっと我慢するんだ。重くてもって帰れないぞ。ああ、でも・・・。


4月22日(月)  コーヒーのある生活
これがないとはじまりませんね。屋台で焼きそばを食べようと思ったけれど、小銭がまったくなく、100元札を崩すついでに前からほしかったネスカフェを思い切って買った。しかもクリープが一緒になって真っ赤な箱に入った贈答用。こっちのほうがセット価格で安かったのだ。76元。ちょっと思い切った買い物だ。

4月21日(日) / たむたむが帰ってきた。
久しぶりにお昼しばらく雨がやんでいたのでようやく乾いた洗濯物を急いで取り込んだ。
二人とも今日は試験だったので昼間は静かにがんばってみた。
夜に西村さんから電話があった。今日は露人公園の日本語コーナーへ参加そうだ。こちらこそ楽しかったです。

ちょうどそこへ田村君が旅から帰ってきてお土産を持ってきてくれた。なんとグッドタイミング、ともさかりえのCD! それになぜ・・カンフースーツ。今度姫や康っちゃん、ニッタクンたちとみんなで中国服を着て記念写真を撮るそうだ。楽しみにしてます。
田村君がうちへ来るたびに、ホームページにコーナーが増えていく。
「コマネチ・・」の中にまーちゃおの人生相談ができたし、「裏コマネチ・・」も企画中。ある人が描いた4コマ漫画が登場する予定。

4月20日(土)  熟睡
久しぶりに熟睡した感じがする。お昼過ぎまで寝てました。
張亭は今日テストだから朝早く学校へ行くといっていたのに家にいたから、驚いてどうしたのか聞いたら、もう学校でテストを受けて帰ってきていた。そのくらい熟睡していていた。コンビニで買ってきてもらった方便面で朝ごはん兼昼ごはん。ジャンクな生活?

気合入れて勉強でもとおもいつつもなかなか筆が進まず。気がついたら休日はもう終わりに近づいて。

4月19日(金)  シトシト
雨がシトシト。せっかく干してあった洗濯物もなんかジメジメ。
朝ついつい寝坊したので2時間目から出ようと思って煎餅を買ってテニスコートの前で食べていたら同じクラスのチントンエンが僕を見つけて一緒に教室へ入った。彼は家から1時間ほどかかるのでいつも遅れて学校にやってくる。

院長に何でサッカーの試合を棄権したのかといきなり聞かれてびっくり。何のことかわからなかったけれどそれで先日試合に出ていたリャンに聞いてみたら、どうも明日上海のあちこちの大学の留学生が集まってやるサッカーの試合があるらしく、そっちのほうが重要だから今日の学校の行事である学部対抗の試合は放棄したというわけらしかった。

サッカーのことには僕はまったくノータッチだからそんなこととは知らず。先生は先生で代表だからって聞いてきて、わざわざ事情を調べて伝えたのに、なんか攻めてくるしちょっとやな感じの一日がスタート。ぶ〜ぶ〜。

リエちゃんがメールで映像を送れないというから見に行ってみたら、なんと動画を送ろうとしていた。しかもホットメールで。9メガ以上をいくつもっていうのはちょっと・・・

アウトルックを使ってホットメールを使えるのを知らなかったので設定してきた。喜んでもらえて何より。

4月18日(木) / 西村さんと日本語コーナーへ
朝8時過ぎに待ち合わせをして教室へ案内した。

今日はちょうどいつもの先生が風邪を引いて来れないとか何とかで、前の学期に作文の授業で一緒だった先生が今日は代わりに来ていた。2時間ともちょっとおとなしい感じの先生だったからやや教室のチョイスを失敗した感じで申し訳なかったけれど、貴重な体験ができたと喜んでもらえてよかった。

西村さんが一人で町へ出かけている間家に帰ってタムタムの出席率自動計算機を作っていた。仕事ではいやというほど舞いに使っていたのに久しぶりだったからで気はいまいちだけれど、少しは役立つだろう。

西村さんと外大の裏にあるラーメン屋で夕食。このあたりの店でラーメンとだけ言えば、普通にカレー味のラーメンが出てくる。削刀麺を作っているところも見かけた。
その足で外大の日本語コーナーへ。今度の土日に外大の子達はみんな中間テストがあるので、参加している人は普段に比べるとずいぶん少なかったけれどそれでも何人か来ていてよかった。西村さんは最初中国人に間違われてややショック的様子。

4月17日(水)  上海へいらっしゃい。
今日はずいぶん寒い。朝は天気がよかったから油断してTシャツ一枚で出てきて大失敗。
授業が終わってから魯迅公園のすぐ前にあるマクドナルドでコーヒーを飲んで口語の教科書を見ながら西村さんを待っていた。マクドナルドでホットは飲んだことがなかったけれど、これは結構いい。
中国では喫茶店に入ってもコーヒーみたいな嗜好品は10間を切ってはなかなか飲めない。それにお変わり自由。平日昼の1時過ぎにマクドへ行くと普段と違ってずいぶん空いている。ちょっとざわざわした感じが妙に集中できる。これは発見。今度から時間があるときは是非行こう。

ところで、先ほどの西村さんとは?実はうちの奥様の友達の旦那さん。ん?
うちのふゆみさんとその西村さんの奥さんは幼馴染で、僕が中国に来る前にお宅にも一度お邪魔してお知り合いになりました。彼も中国の熱心なファンで仕事の合間に日本で中国語の教室に通い、西村さんの家で始めてその存在を知った中国語ジャーナルの熱心な購読者でもありました。
その西村さん、休日を利用して上海へ今日やってきました。浦東空港からのバスがちょうど魯迅公園の前にあるホテルに止まるのです。そこでマクドナルドで待ち合わせということにしました。

大学のすぐ近くにある錦之星旅館へ案内しました。前からこのホテルには安くてなかなか綺麗なので目をつけていたのだけれど中へ入ったのは初めて。シングルで136元はなかなかありません。シングルといってもベッドはダブルサイズ。十分二人寝られそうです。さらにダブルは168元、スイートでも200元ちょっとだから絶対にお勧めです。
ということで上海の旅が始まりました。駅前からバスに乗って早速南京路へ。

夜に家へ来てもらいました。

4月14日(日) / VCD機を買った。煎餅屋のおじさんと仲良くなる
ああ、また休日が終わった。。
朝早く起きて外大へ行ってみたら食堂がなんと英語の試験会場になっていた。今日と来週は外大の試験週間のようだ。しかたなく財大の教室へ戻ってしばらくがんばってみたものの教室は静か過ぎて勉強もはかどらない。

そこそこに切り上げてもう一度外大へ。
食堂で肖晴を久しぶりに見かけた。彼女今日テストを受けていて、午後もまだ試験があるよう。来週もまだ残っているそうなので再来週一緒に勉強することになった。

やっぱり食堂だとはかどる。ざわざわしていると余計に集中できるようだ。けれど最近閲読の教科書ばかりやっていてちょっと飽きてきたので、家に帰って口語のをすることにした。

12時過ぎに学校で待ち合わせをしてVCDのポータブルを買いに行った。以前に他の子が買ったときには日本でも使える100ボルト対応のアダプタがついたのが売っていたのだけれど、今日はどれだけ探してもそれがなかった。仕方なく国内用のを買った。また日本で使える電源が入荷したら交換してもらえることになった。まあ最悪電池でも仕えるのでよいとしよう。

帰りがけに自転車のタイヤを修理するのに新同学の子についていったけれど、自分がついていながらボラれた感じ。悪いことをした。郵便局の前の車補では修理しないほうがいいですよ。財大大門を出て中山一路をわたったところにある一番右側の自転車やさんは以前に利用したけれど良心的でしたのでお勧めしときます。

ところで、今日は以前から何度か通ったことのある煎餅(中国ピザ)のおじさんと仲良くなった。私は自称1週間当たり世界でもっともたくさん煎餅を食べている日本人。ほぼ毎朝朝食代わりに食べているし、それに加えてお昼にも食べたりするから1週間で10回くらい。今日はおじさんと話しこんで、おまけに中にはさむ具までサービスしてもらった。

4月13日(土)  長風公園へ
財大留学生の各班班長たちと、財大国定路の学生幹部さんたちと一緒に交流会をかねた遠足に行ってきた。チンクイ(高架電車)で30分くらい。そこからも結構あるいたけれど、長風公園というところで遊んできた。

遊んできたといっても、ここはかなり子供づれとデート向けの公園という感じ。大阪の万博公園を思い出す。大きな湖のボートがメインだったけれど、あまり時間がないのでそれにも乗らず、花をめでてきた。

新しい友達も何人か出来たのでよしとしよう。

4月12日(金)  李が帰ってきた!
授業が終わって食堂へ向かおうとしたそのとき、なにやら向こうのほうで留学生のみんなが集まってざわざわ。いつもと違う何かが起こった様子。

近づいてみると、何処かで見たことのある借り上げ頭にごっつい身体。まさしく李くん!
熱心にこの日記を見てくれている方と、老同学はご存知でしょう。たびたびホームページに写真でも登場する彼です。

今学期また財大で勉強できるかどうか分からないまま韓国へ戻ってひたすらバイトに励んでいた彼がいきなり戻ってきました。突然現れてみんなをびっくりさせようとしたようです。ばっちりハマリました。李が一人いるといないとでは学校の雰囲気がぜんぜん違ってきます。それだけ存在感があります。彼が現れて以前の活気が一気に戻った気がします。

4月11日(木)  紅白歌合戦。
イメチェンしてみた。学校に行ったらたいそう驚かれた。

午後は食堂で思いっきり勉学に励む。
夕方になって帰る前に家へ電話したら、今から食べに行くから学校で待っとけという。
この前ご馳走したから、今日は二人で鶏をご馳走になった。

その後、外大でなんかあるというので行ってみたら、日本語の何とか学院主催で紅白歌合戦があった。中国人の学生が日本の歌なんかを歌いあう。これが、うまい・・。

4月10日(水)  HSKは続くよどこまでも
HSKの補習は1時からなので家に帰らないで学校で過ごした。

4月9日(火)  ついに例のパーティー
ついに先日から忙しさの元だったパーティーが終わった。
ともかく25人ほど参加者が集まってくれてよかった。
パーティーが終わってからサッカーの試合を見に行ったらもう終わっていた。
不戦勝??

大学のバスにちょうど運良く乗せてもらえた。学校に帰ってしばらくしたら、こんどはHSKの補習。相変わらず先生の板書はすごく多くて早い。

4月8日(月)  入籍記念日
今日で入籍してちょうど1年になる。
というわけで8日になった瞬間を狙って(いたはずだったのに、中国時間の深夜0時。日本では1時でした。)国際電話を彼女に掛けた。

6分ほどで切れてしまったけれど久しぶりに声が聞けて嬉しかった。こうして自分が好きなことを出来るのも、彼女が理解して協力してくれたからこそだ。感謝し足りない。

結婚して一年になるけれど、まだ一緒に暮らしたのは半年に満たない。そのせいもあってか、この一年があっという間に過ぎてしまった気がする。自分自身の環境に変化が多かったのもその原因かもしれない。転勤から戻ってきたこと、入籍したこと、退職したこと、挙式のこと、そして中国へ来たこと。一年の間に4回も引越ししている。これだけ変化があれば時間がたつのを早く感じても当然だ。

**********
ところで、最近特に忙しい。面倒なことが多くてなかなか多くて、なかなか勉強のほうに手が回らない。その分せめて聞力だけでもつけられるように、なるべく中国人が話している会話を聞いている。同屋がいうには、リャンシンシの発音はとてもいいようだ。ちょっとそれを聞いてショック・・・。ああぅ。負けてる。

ちょっとココロよくない光景を目にした。人の振り見て我が振りなおせ。
人にはいろいろな看法がある。けれどそれを人に押し付けるのはどうだろう。増してや一方的に力で押さえつけるのはどうだろう。無礼を攻めるにしても、その鳴りが無礼極まりなく見えた。

夜の8時すぎに授業が終わるというので国定路の本校へ行って、中国人の代表と明日のパーティーの打ち合わせをしてきた。帰りにバスがないかもしれないと思ったので自転車ではじめて言ってみたら、家から20分ほどで着けた。
ふと、前から向かってくる自転車に気が着いて、ブレーキをぎゅっとかけたら、ワイヤーが切れた。無意識のときに出る力というのは結構たいしたものだと関心関心。




4月7日(日) / パーティーの準備&日式焼肉
今度の火曜日、9日に財大の日本語科の子達が開いてくれるパーティーへ連れて行く留学生の人集め。先学期もカンフーやゲームなどを見せてくれたけれど、今学期は学校がタッチしてないのでどのくらいの留学生が参加するか把握できていない。
せっかく開いてくれるのに参加する人が少ないとこれは大変申し訳ないので、知ってる限りの同級生に電話を掛けて参加を勧めた。

みんなで一緒に行きましょう。9日午後1時に留学生楼1の前に集合です。参加してね。

奨学金をもらったので同屋の二人にご馳走した。前にクリスマスの頃大勢で集まったワイハイ路の日式焼肉。食べ放題。思ってたより高かったからポケットに入ってるお金ぎりぎりだった。危ない危ない・・・

4月6日(土)  歩きつかれた。
家へ雅星の友達が来ることになっていたので、張亭と二人で出掛けた。外大の食堂で2時間ほど閲読の教科書を看書。

勉強にも飽きた頃に四川北路の大娘餃子で晩御飯。その後四川北路をぐるっと看て回って帰ってきた。

歩き疲れて帰りに留学生楼のソファーで一服していたら、ちょうどコンタクトレンズをつけたばかりのリャンに会った。


4月5日(金) / 深夜のボーリング
夕方から家へたくさん人がやってきた。田村君が何人か連れてくることになっていたのだけれど、全部で8人くらい?思っていたより多かったのでびっくりした。

陳さんの包子店の横にある食堂へみんなで晩御飯を食べに行った。前から気になっていたのだけれど、安くて結構おいしかった。以前郵便局の前によく屋台が出ていた頃に食べたような家庭料理だ。

その後田村君の家へみんなで押しかけた。思っていたよりずっとよい部屋できちんと片付いていたので驚いた。11時前に藤田さんが合流。

12時前にサッカー場の近くにある高点ボウリング場へ。
夜中の3時過ぎまで連続で四ゲーム。

4月4日(木)  ケイコさん・キクコさん・リエちゃんの合同誕生日



夕方から3人の合同誕生日でした。初の立食パーティー。しかもいつも以上にケーキが飛び交っていました。もちろん僕も真っ白にされました。
 
今回の誕生日は場所がレストランや部屋の中ではなかったので、これまでの誕生日会の中で一番ケーキ投げが激しい会でした。
誕生日の本人がケーキをぶつけられるのは恒例だけど、そのほかのメンバーもほとんどがケーキまみれになったのは始めてかも。
ちゃんとみんな汚れてもいい服を・・・。
(たまたま風呂から上がったばかりの李ワンジュンもぶつけられて顔が真っ白)

誕生日会の様子はこちら



4月2日(火) / 国定路へ・忙しい一日・大河内さんキクちゃん誕生日おめでとう
今日は嵐のように忙しい一日。授業が終わったらさっとご飯を済ませて、国定路の本校で外国語科の学生と交流会があった。月亮代表我的心を独唱。
一足先に学校へ戻って今度は班長会議。来週バスケットボール・バレーボール・サッカーのた学部の中国人と留学生チームとの試合があるのを聞いた。明日早速手配。
会議が終わったらすぐさまHSKの補導班。2時間ぶっ通しの授業。しかも先生の板書が早い早い。
帰りがけに大河内さんとまーちゃお、たむたむの四人で郵便局前の屋台でゴハンを食べました。大河内さん、キクちゃんが今日誕生日!おめでとう!



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