【2001年9月】

9月29日(土) / 土曜だけど授業があるのです。
今日は土曜日で普段ならお休みなのですが、
来週1週間は1日が国慶節でそこからずーっとお休みになるので
代わりに来週の木曜日の授業がここへはいってきているのです。
ということで7日間ぶっ続けで授業は運動不足でなまりきった体にはきつい!

なんか寝ぼけてます
授業から帰ってきて珍しく夜の7時くらいまでぐっすり眠ってしまいました。
起きてすぐにまたご飯を食べにいったからこれはやばいかも。
あら指までむくんでます。やばいやばい。

あ、写真はマハシくんに撮ってもらいました。
そうそう、今日同級生の女の子にサントリーウーロン茶のCMで使われていた曲のCDを貸してもらいました。
「いつでも夢を」「結婚しようよ」「もうすぐ春ですね」「暑中お見舞い申し上げます」「私たちお別れなんですね」「鉄腕アトム」「麦畑」「ライク・ア・ヴァージン」
などなど。一芸として覚えておきたいですね(笑)

9月28日(金)  東方航空のチケットセンターへ行って来ました。
ちょっと見にくい写真でごめんなさい今日は中国東方航空のチケットセンターへ行って来ました。
延安路の200番にあるのですが、地図には何番とまで載ってないので高架の電車で行ったら少し遠回りになってしまいました。ちなみに最寄り駅は「静安公園駅」か「江蘇路駅」です。人民公園駅から地下鉄に乗れます。その帰りに河南中路駅で降りて一番の繁華街南京東路へ寄ってきました。
そうそう、こちらへ来て初めてローソンを見かけました。僕らが住んでいる場所の周りにはコンビニと言えば「可的KEDI」が多くて見かけないのですが、ローソンは品揃えが良いようです。制服も日本のと同じ。ただすごく無愛想だったりします。

9月27日(木)  焼きそばUFO魚香肉糸味
魚香肉糸っていうメジャーなメニューがあります。ピリ辛のおそらく鶏肉の細く切ったものとピーマンなどにとろみのあるソースを掛けて炒めてあるものなのですが、その味の焼きそばUFOを発見しました。3.5元です。
このシリーズはいくつかあってカップ焼きそばマニアの僕としては全部制覇するしかありません。

9月25日(火) / 国定路の本校へ  (^_^) 普通
僕らが勉強している上海財経大学の中山北一路にある校舎は主に研究生、つまり大学院生が使っているキャンパスです。じつはこことは別に国定路、フクタン大学のすぐ近くに大学生が勉強しているキャンパスがもう一つあります。
今日はこちらで日本語学科の学生たちが主催してくれた歓迎会に参加してきました。

僕らの授業が終わって昼ご飯を食べた後早速一時に集合してバスでこちらへ向かいます。時間は30分くらい。

こちらでは書道の実演や胡弓の演奏、カンフーの実演なども披露してくれました。どうもありがとう!謝謝

9月22日(土)  おじさんが亡くなったと連絡を受けました。
今日メールで彼女からおじさんが亡くなったと連絡をもらいました。
おじさんのことを思うたび、いつも思い浮かべるのが彼のスピーチでした。7月に僕らの結婚式でスピーチをしてくださったのが僕にとって、そして多くの母の兄弟にとっておじさんの姿を見る最後の機会になってしまいました。
仕事を定年なさってからもすごく精力的な方でした。
母の兄弟は多くて毎年1月に兄弟会を箕面温泉で催していて、いつもその会を中心になって開いていたのもそのおじさんでした。おじさんのスピーチはそこでも恒例のものでした。
兄弟たちに、そして僕ら甥、姪たちにいろいろな教訓と生き方の見本を自ら伝えてくれたおじさんに心からご冥福を。。。

9月21日(金)  A班の合同食事会
今日はちょっと食べ過ぎた感があります。
お昼に授業が終わってからA1からA4班まで合同の食事会が僕らが住んでいる財大賓館の1回にある餐庁で開かれました。
ここでニュース。27日に催しがあるのですが、そこで班ごとに何か出し物をしなくてはいけないようです。韓国人半分日本人半分で何をするかがこれは難しい。歌を歌うといってもお互いに共通のがさてあるのでしょうか・・・。
ともかく今度の日曜日に僕の部屋みんなで集まって相談することになりました。



9月20日(木)  預園へ一人で  (^o^) まあまあ
思いがけず預園へいくことになりました。
ここは上海の中でもちょっと歴史的な観光スポットでたくさん土産物屋なんかも並んでいます。

ここで先日生まれた彼女のお友達の長男 光太朗くんのために中国服と真っ赤な刺繍がはいった前掛けと靴を買いました。これは僕個人的にかなり気に入ってます。もうすぐ送るから待っててね。

で、なぜ思いがけずかというと、お昼過ぎから太極拳の集まりがあったようなのですが、集合時間に集合場所へ行ってもいっこうに始まる気配がありません。あの集団かな?と思っていた人たちはなぜかバレーボールを始めるし。

後で聞いてみるとあまりに人数が多かったので違うところでやっていたようです。
ちょっと残念だけれどまた機会もあるでしょう。

9月16日(日)  自転車買いました+魯迅公園で日本語会話  (-_-) いまいち
今日の朝は早かったです。早起きしたものの再び眠れなくて朝早くからうろうろとしていました。そこへ同じく9月から僕らの学校で中国語を勉強している人に誘われて魯迅公園へ行くことになりました。
というのも、毎週日曜日の午前中には英語・韓国語・日本語からフランス語・ドイツ語まで会話を楽しむ集団が魯迅公園に集まっているのです。
上海財経大学から魯迅公園までは上海外国語大学の校内を抜けていけば公園の裏門からはいることができます。ここは池に電動ボートが浮かんでいたり中にちょっとした飲食施設もあったりする本格的な公園で2元の入場料が必要です。
公園内では胡弓の練習をしている集団や麻雀大会なども行われていて朝もまだ早いのに大変なにぎわいです。

僕らが目指すその集団は魯迅公園の表門からすぐ近く、魯迅記念館のあたりで集まっています。日本語の会話を楽しむとはいえ、そこに来る日本人はそんなに多くないようで、僕らが行くとすぐに勉強熱心な学生さんやおじさんに囲まれました。
およそ2時間立ち話は続きます。華東師範大学で2年間日本語を勉強しているというお兄さんと女の子はこれまたすばらしい日本語を話します。僕よりも上手なくらいです。時々僕も中国語で返したりするのだけれど、これはまったく歯が立たず・・・。

今日はなしていてやはり思ったのだけれど、やっぱり耳でもっと中国語を聞かないといけないかな。文字を読んで自分で発音してみてもそれがあっているのどうかは怪しいもの。初めて話し始める子供だって最初はお母さんの話す言葉を耳で聞いて覚えていくのだから。

さて、彼らとお昼ご飯を食べた後僕はショッピングへ。

というわけで中国の必需品、自転車(自行車と言います)を買うことにしました。予算は200元。およそ3500円です。
最初に向かったのは昨日も行ったEマート。とっても大きなディスカウントっぽい百貨店です。中国では新しいタイプのお店です。というのも、中国の百貨店というのは自由に品物を手に取って見れません。古いタイプの場合だと。小娘(シャオジェといって、いわゆるお姉さん)にこれを見たいと申告して出してきてもらいます。それでその人と値段の交渉なんかもして、価格が決まったら伝票に金額と品物を書いてもらい、それをもって会計所へ行って受け取りの証書をもらったら、再び小娘にそれを渡して品物をもらいます。会計と売り子さんが完全に独立していて面倒なのです。
で、このEマートのどこが新しいかというと、つまりスーパーのようにレジで品物の精算をします。もちろん大きなテレビなどはレジと言うわけにはいきませんが。

ここで見てだいたい自転車の相場がわかりました。本格的なマウンテンバイクが500元以上。一般的な自転車が200元台。もっとも安い部類で150元程度のようです。

ここにはそれほどの種類が無かったので、学校の近くにある自転車屋さんで買うことにしました。必需品の鍵をおまけに付けて176元。2640円のお買い物です。
だめだめ。円に換算する癖はなくさないとね。

9月14日(金)  課外授業 東方明珠  (^^)v 最高
東方明珠とはいわゆるテレビ塔です。
上海のシンボルタワーへ課外授業としてお昼から新入生全員でバスに乗って外灘へ。
そこから渡し舟にのって新上海へ!
このコインを買って向こう岸へわたります。上海にもスターバックスがあります。価格は国際価格!やっぱり高いけどちゃんとソファーなんかもあります。
東方明珠の最上階へまで登れます。食事付きで171元は安か高いか??テレビ塔の高さはなかなかのもの。大きく3段に分かれていて、一番下の大きなフロアはレストランになっています。ビッフェ形式でなかなか美味しいです。飲み物は別に買いますがケーキなんかもあって美味しいです。ちゃんとした生クリームで。
このレストランがなかなかすごい。そう、回ってるんです。しばらく気がつきませんでした。
食事付きで最上階まで登れる入場券は171元です。結構高いのだけれど上海へ旅行にきたら一度は行ってみるといいかもしれません。下から見上げてもその大きさが分かって圧巻です。
周りにはシャングリラホテルなどなど豪華5つ星ホテルが並び、ショッピングも楽しめます。

9月12日(水)  多倫路文化名人街へいってきました。  (^_^) 普通
地下鉄(といっても明珠線は高架をはしってるのだけれど)でお隣の駅、虹口体育館から徒歩10分の多倫路文化名人街へいってきました。
ここは魯迅公園から近いことも分かるように中国で知らない人がいない魯迅(何をしたかはあんまり知らないのです。すんません)ゆかりの地のようで、古い上海の町並みを残した場所でちょっとした観光地になっています。1920年代の映画館を再現した喫茶店や骨董品も買うことができます。
魯迅公園のメインゲートを目印にその前を走る四川北路の繁華街もなかなかです。

名人街のほうは、うん、まあ、こんなもんかな?というところ。あちこちやはり工事していて誇りっぽいです。
目を引いたのは似顔絵の叔父さん。
恐らく彼が描いた絵を売っている画廊でもあるのですが、一枚いくらかでコンテを使ったかなりリアルな肖像を描いてくれます。お客さんがいて、描いてる叔父さんの後ろかは黒山の人だかりです。かなりうまいので、ぜひ一度お験しを。美人・美男に描いてくれそうです。僕も今度試して見ます。

9月9日(日)  寝てました。  (^_^) 普通
今日は午前中にインターネットにつなげてメッセンジャーで電話してました。彼女が住んでいる神戸の家はADSLで常時接続しているので、こちらからまず彼女の携帯へ電話して呼び出してつないでもらい、メッセンジャーを立ち上げるとこれでネットミーティングを併用すればテレビ電話もできて、国際電話ではなく国内料金できちんと話しできるのでとっても便利です。

このほかにもriririフォンを使えば特定の地域ですが直接パソコンから日本の電話機へかけられるので、全く無料で国際電話だってなんだってかけられてしまいます。
http://www.ririri.ne.jp/ はおすすめです。

そういうわけで午前中は久しぶりにゆっくりと彼女と話をして、昼ご飯を食べた後はほとんど寝てました。まあお休みだってことで。

9月8日(土)  外灘(バンド)へ行って来ました。  (^o^) まあまあ
今日は外灘へ行って来ました。
上海のメインスポットでヨーロッパなどからも観光客があつまる港の絶景は格別です。
バンドと人民公園を結ぶ最大のショッピングストリート「南京路」は1999年から人民公園のあたりから巨大な歩行者天国になっていました。僕が前に訪れたのが大学卒業前だったのでもう4年前。当時あちらこちらで工事ばかりしていた記憶がありますが、こんなに一変しているとは!上海のシンボルタワーテレビ塔です。
ともかく以前すこし裏通りにあったゴミゴミした場所に新しいビルが建っていたり、道路は完全に舗装しなおされて、人が多い地区からは車が追い出されてマクドナルドやピザハットまで!

中国製の洋服もちょっとしたものなら100元程度で上着なども買えます。しかも質は上等。日本で買うのと全く変わらないショッピングを楽しめます。
以前のエキゾチックな雰囲気が幾分失われてしまったのが残念ではありますが。

さて、今日の昼食は同室のY君とピザハットに挑戦しました。
日本でピザハットと言えばデリバリーを思い浮かべますが、こちらではファミリーレストランのような扱いです。

とはいえ、このピザハット、中国ではとてもファーストフードとはいえないような価格設定でした。


ジュースが15元、ピザ9寸(2−3人用)が50元、サラダバー(といってもどうやら1回だけらしい)25元、チキンバー20元

二人で約120元使いました。たとえば普通に僕らが生活しているところで、ラーメンが4元、肉まんが2元、ペットボトルのジュースが3元。学食を使えばさらに安いという価格帯に慣れているとどれだけ高いかがおわかりでしょう。

それでもピザハットは超満員。はいる前に整理券が配られて順番に呼び出される方式です。中国人はきちんと並んで順番を待つというのになれていないので割り込みや係りのお姉さんへの文句はバンバン出てきます。
3人で待っている前の家族の後ろにいる僕ら二人が先に呼び出されたら「私らが先や!」ともう突っかかるしまつ。お姉さん大変!

味は、まずまず。いや、ピザのチーズ少なすぎ。不好不はい(土辺に不)と表現すれば良いのでしょうか。でも、生のサラダを久しぶりに食べたくなったらここは良いかもしれません。あんなに従業員いらないと思うんだけれど・・・ 皿が汚れたらすぐに横から新しいのを出してきて交換してしまいます。落ち着かない!

テーブルごとに担当のお姉さんが決まっています。日本の感覚で伝票をレジのところへ自分で運んで帰ろうとしたらあわててお姉さんが飛んできました。(笑)イスに座ったままお金を払うんですね。

しかし現地の物価感覚で言うとかなり高いはず。無粋ですが一人60元×15円=900円 900円×4(物価感覚)=3600円
たくさんカップルや家族連れもいました。いくらデートでもピザ屋で彼が7000円はらうのはきつくない・・・?それでも大盛況なのはなぜ??

マクドやケンタッキーにしてもこういう外資系の企業がこれから上海だけでなく各地へ広まって、しかも生活に浸透してくると、中国の物価も急激に上がりかねないなと思いました。ここ5年位で中国も住みづらくなってしまうかもしれません。こういった面では。
***
夜にはこちらへ来ている日本人の老学と新学で食事へ行きました。全部で50人くらいでしょうか。韓国人だと思っていた人が同じ日本人の新学だったりして。ここのお店は学校から歩いて10分ほどの所にあるのだけれど、ここの娘さんが上海外国語大学の日本語学科の生徒さんで、僕らも学生証を見せると2割引にしてくれるそうです。なんにんかで行くときにはいろいろ食べられて良いかもしれません。

9月7日(金)  インターネットにつながりました!  (^^)v 最高
本日最大のニュースはやはりインターネットの開通でしょう!
インターネットのことを中国では「因特(国構えに人人)」といいます。台湾では「電脳網路」というようです。
中国でのインターネット利用最大の特徴は、プロバイダに加入しなくてもつかえることでしょうか?

さて、知りたい方もたくさんいらっしゃるでしょうからご説明しましょう!

まず、ホテルなどの部屋に電話がありますよね。それを使ってつなげられる訳なのですが、日本では部屋で使った電話の精算はあとでフロントでしたりしますが、こちらでは普通の電話機でもテレフォンカードを使うことができます。

日本のテレホンカードは公衆電話に差し込んで使いますね。もちろん中国にもそういうタイプのテレフォンカードはあります。(日本のように磁気をつかったものではなく、ICチップを埋め込んだものです。カナダでもこれでしたので世界標準なのでしょうか?)

部屋からインターネットをする場合にはこのICチップタイプではなく、カードの裏に記入されたパスワード(密馬)とID((上下)号)を使ってかけます。日本の空港などにもKDDのダイレクトカードが売られていますが、それに近いものがあります。

様々な電話会社のカードがありますが、ここでは一番一般的な201カードを利用します。


まずカードの裏に表記されているように、この電話会社を使うには201をプッシュして、そのあとにIDと#。続けてパスワードと#。さらに相手先電話番号を入力します。

これで普通電話がかけられる訳ですが、この作業をパソコンのダイアルアップで自動的に実行させ、相手先の電話番号をいわゆるプロバイダの番号を入れます。

いわゆるというのは、加入の手続きなどが必要がないからです。日本では先に入会してクレジットカードの番号などをつたえますよね。中国ではなぜか分かりませんがとくにプロバイダに関して料金が発生しないのです。

というのも、プロバイダの番号、ID、パスワードがすべて同じ番号なのです。
おわかりですか?

では、実際のつなぎ方へ。

ここでは上海バージョンですので、各地の場合はそれぞれのプロバイダ番号を先に調べてくださいね。

まずは、コントロールパネル-モデムで発信元を中国に変えておきます。
日本にしたままだと国際電話をかけてしまう場合があります。

次にダイヤルの設定がパルスになっていたら、トーンへ変更します。

こんどは、ダイアルアップネットワークを起動させて「新しい接続」を起動させます。
名前は適当に入力して、市外局番も消してしまいます。

電話番号入力の欄に
201,,ID番号#,,パスワード,,#,,プロバイダの番号#

と入力します。
IDとパスワードはテレカの裏に書かれています。
それぞれの数字のあとの「,」カンマがポイントです。
これを二つずつ入れることによって、電話の向こうで流れている
アナウンスを待ってから次のダイヤルをプッシュしてくれます。

実際にアクセスするときには、このダイアルアップで接続して、
ユーザー名とパスワードにプロバイダの電話番号と同じものを入力します。

プロバイダの番号は な・い・しょ!
夜はなかなかつながりません。

どうしても知りたい方はメールで聞いてね。

***
さて、話は変わりますが身体検査にも行って来ました。
中国へ出発する前に日本で検査を受けたのですがそのときに検査の原票を持ってきていなかったために血液検査をもう一度しなくてはなりませんでした。参った参った。

朝の7時半に学校をみんなで出発して上海の町中の海外から来ている人のための検査所のようなところへ案内されて、検査自体は簡単なものだったのだけれど人数が多かったのと外国人ばかりが集まっているのでいまいちすすみが悪かったのも手伝って時間がかかりました。結局この日は残念ながら授業にはでれませんでした。


9月6日(木)  授業スタートです。  (^o^) まあまあ
さて、今日から授業がスタートしました。
ぼくら漢語修学生は午前中に2人の先生から2時間ずつ、計4時間の授業を受けます。
初日の今日は会話とリスニングの授業です。
星の王子様! 中国では「小王子」 これを読破するのが目標です
教科書の内容は非常に簡単なのだけれど、先生が合間に説明してくれる言葉が非常に難しい! というか聞き取りの力がぜんぜんないことを改めて思い知らされます。

ということで、今後の勉強はともかく語彙を身につけることと聞く力を養うこと。やはり昨日と同じく食堂での自習が欠かせなくなりそうです。

そうそう、中国語の辞書についてですが日中辞典は日本から持ってきていたのですが、その反対に日本語から中国語への辞書を簡単な単語帳のようなものしか持ってきていなかったので、これがちょっと問題でした。

そこで、昨日上海外国語大学の日本語学科から食堂へきていた女の子が使っていたのと同じ辞書を何件か本屋さんを巡ってようやく見つけました。

ポイントはピンインです。
こちらの書店で売っている中国語の辞書というのは基本的に中国人が外国語を学ぶために使われるため、日本語から中国語へ約したときにその漢字にピンイン、つまり振り仮名が振られていないのです。

中国語のピンインとはいわゆるアルファベットでつづられた振り仮名なのですが、これがないと見慣れない漢字はまず読めません。ある程度ほかに似た字から読み方を類推することもできないではないのですが、やっぱり振り仮名はほしいのです。

そこで、昨日の彼女が持っていたのと同じものを買いました。中国へ来て辞典を持っていない日本人にはぴったりの一冊ですのでお勧めします。しかも日中、中日の両方が一冊に収録されていてお勧めです。価格は34元。

東方書店商務印書館 が出している 「精先ハン日日ハン辞典」です。オレンジ色の表紙が目印です。ちょっと開きにくいのが玉に傷ですが十分使えるでしょう。

日本の辞典と若干ことなるのは、中国語から日本語の場合頭文字の漢字がまずあって、それを使った熟語がまず続きます。つまり漢字から探すのです。

■RURUのCDありました。
多摩中のみなさん!ご無沙汰しています。

もちろんソロアルバム!繁体字の歌詞カードも付いてます!こちらのCD屋さんでRURUのCDを見つけました。「美麗心情」です。ご存知ですか?
CDのジャケットに掛かれている彼女の紹介をできる限りここに写してみますね。
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中国出生 日本出道
○給全世界華人的○眼音楽成績単
日本「五花八門浅草橋」節日特別企○単元
「太陽興月亮」○(骨豊)亮眼新星
2001(車専)戦華語歌壇首張中文大○
全日本百萬歌迷観衆都在説ruru,加油!
******

だそうです。大学の周りのCDショップではどこでも見かけましたよ!


9月5日(水) / 入学式がありました。  (^o^) まあまあ
今日は僕ら留学生の新入生と前の学期以前からこの大学に来ている学生の入学式がありました。
校長先生や留学生を受け入れる部署の学長さんのお話を聞いていました。
もちろんそういう人たちは中国語で話すのですが、おそらく学生さんでしょうか、韓国語と日本語に一回一回訳してくれました。だいたいは大学の歴史だとか単位の仕組みだとか本科生に関連することだったので特にそう詳しく訳してくれなくても・・・という感じだったのですが、そのためもあってともかく少し長めの式でした。
昨年から来ている学生さんの中から3人ほどが代表して前で話してくれました。2人の韓国人と一人は日本人でした。一生懸命勉強してHSKという中国語の英検のようなものの7級に合格したそうです。あのくらい話せるように僕も頑張りたいものです。

朝の8時半から昨日受けたクラス分けテストの結果が発表されました。
入門から上級まで何段階かに分けられて(入門、初級上、初級下、中級上、中級下、上級上、上級下)、それぞれの級の中でさらに10人くらいの組に分けられました。
僕は初級下の4組目でこの班は8人のクラスです。日本人は僕の他に男の子と女の子が1人ずつ。後はおそらく韓国人のようです。

クラス分けが終わったら今度は教科書を買うばんです。留学生楼の会議室を臨時の売店にして教科書が販売されました。リーディングの本が1冊とリスニングの本が2冊です。3冊合わせて65元。とってもリーズナブルです。リーディングの本は解説が英語でしてあります。でも簡単な感じばかり使われているのでそんなに困ることもないでしょう。

今日は学生食堂で勉強してみました。お昼時と夕方は込み合いますがそれ以外の時間は結構快適に机を使えるので自習にはもってこいのようです。学習楼の中に自習室を見つけたのですがどの部屋も学生でいっぱいで使えませんでした。それに、そこだと周りが静かすぎて発音の練習はなかなかできないでしょうね。

食堂で勉強しているうちにお昼時になって込み合ってきたのですが、相席してきた2人の女の子がお隣の上海外国語大学で偶然日本語を勉強している学生で、食事が終わった後1時間くらい僕のつたない中国語と彼女たちの上手な日本語でいろいろ教えて貰いました。今3年生だそうです。家庭教師をしてくれる学生もすぐ見つかりますよとのこと。そう、様子をみて頼みたいですね。


9月4日(火)  漢語水平測試  (^_^) 普通
朝の9時から暮らすわけのための実力試験のようなものがありました。
図書館の後ろにある新しい学習楼の大きな階段教室での筆記試験です。

文章の並べ替えや穴埋め問題、それに長文読解のような問題がありました。
けれど、この問題って漢字が読める日本人にはかなり有利な試験ではないでしょうか。韓国でも感じは使われるとはいえ、やはり日常ではハングル文字を多く使っています。西洋から来ている感じの学生は2人いてました。彼らの場合どうなんでしょう・・・。前もってある程度の知識がないとこれはかなりつらいものがあるのでは?

筆記試験には2時間当てられていましたけれど、だいたい1時間ほどでできました。さて、できばえの方はどうでしょう? 変に良い点で上級クラスにもし間違って入ってしまってもこれまた困っちゃうのだけれど。まあ、そんないい方の心配はしても仕方ないですね。

さて、食事の話に入りましょうか。
新しい発見がいくつかありました。
今日同室の彼が食べたのは「辣肉面」です。黒いスープのラーメンにピリ辛の小さめに切ったお肉が入ってます。たぶん豚でしょうか。ちなみに「猪」の文字がメニューの中にはいっていたら、これは豚肉をさします。

僕のは「大肉混沌」 これとは別に「小肉混沌」というのもあります。今日食べたのはいわゆる水餃子です。小肉のほうは餃子の中の肉が少ない訳ですから、ワンタンみたいなものだと思えば良いでしょう。
ちょっと薄味ですがなかなか旨いです。上級者は酢なんかをお好みに合わせてぶっかけます。


9月3日(月)  入学の手続きをする。  (^_^) 普通
今日は入学の手続きをする日。

■中国銀行を探せ

留学生楼の1階の売店を臨時の受け付け所にして朝9時前から手続きが行われていた。
ここで困ったことがおこりました。
紛失や盗難されたときに備えて、お金はほとんどの所持金をトラベラーズチェックで持ってきていたのです。まあ、もちろんそれは両替して使うわけだけれど、まず中国銀行を探すのが大変でした。ドルや円、それにトラベラーズチェックから人民元の両替は、少し大きなホテルなどでもしてくれるのだけれど、元ではなくアメリカ$へ両替するとなると、こういうことは中国銀行でしかやってくれない。

大概の町には必ず中国銀行があるし、もっとも目に付く銀行のひとつなのだけれど、なぜか僕がいる上海財経大学の周辺にはあまり目に付かない。一番よく見かけるのが中国商工銀行。これならいくらでもあるのだけれど、残念両替には応じてくれないのです。

そこで、いろいろ人に聞いてみたのだけれど、聞き方が悪いのかなかなか場所がわかりませんでした。やっと探し当てた中国銀行はこちら「玉田路268号」です。中国銀行といってもすごく古くて昔ながらのずらりと人が並んでいるところもありますが、こちらはすごく近代的でATMも3台くらいあって、警備員のおじさんもいて安心です。VISAカードのついたこちらのキャッシュカードなんかを持っているお客さんもいて、6年前の中国のイメージとかなり違います。

日本でも何年か前に大阪へやってきたAPECが今年は中国であるのですね。テレビでも頻繁にそのコマーシャルなどが放送されていましたが、銀行にもバイリンガルの文字がありました。おかげで英語が使えるので事もスムーズにすすみます。早くしっかりした中国語をつかって手続きできるようになるとそれこそ良いのですがね。

両替は完了しました。ドルのトラベラーズチェックからドル紙幣への両替です。やはりこれには手数料が掛かるようです。$1100の両替で25セント手続費として取られました。99ドルはドルなのですが、のこりの細かいところは人民元で渡されます。なんかその辺は適当に計算してたような・・・。まあ、よしとしましょうか。

■支払いは米ドルか人民元

さてさて、先ほどできなかった大学入学の手続きです。
学費などの支払いは米ドルか人民元でできます。ただし人民元で払うと、これがとんでもない札束の数です。想像してみてください。100万円の束を8本近く、鞄にいれて運べますか?? 人民元で一番大きなお札が100元です。学費を払おうとすると約8000元。実際の物価では日本で150円程度のペットボトルに入ったコーラが約3元で売ってますので1元50円くらいの感覚。実際のレートでは1元15円ほどですので、物価は日本の約3分の1という感じになります。

けれど、どうもなれないうちは1元100円という感覚で僕の場合使っているので100元が1万円ほどの価値に思えて来るのです。

授業料は一学期、つまり9月から翌3月までで、アメリカドルで$1000です。僕の場合は一年間の予定ですが、とりあえずは半年分の学費を納めます。あっ、ちなみにアメリカドルのことを中国では「美元」といいます。中国元は「人民巾」です。メイユエンとレンミンピー。

人民元は実質的に米ドルに合わせてシフトしているそうで、米ドルやトラベラーズチェックを持ってきているならば特に日々の為替は気にしなくてよさそうです。

■諸費用はこんな感じ

ここで、入学に掛かった諸費用の一覧を作っておきます。
「元」は人民元、「美元」は米ドルです。

800元   押金(寮宿泊の保証金で退出時返してもらえる)
1000美元 一学期の授業料今回は秋学期分
50美元   社会実践費
690美元  住宿費 くわしくはこちら

でした。
もうひとつ 報名費50美元というのがあったけれど、これは僕は先に送っていたのでOKでした。
あと、留学生の中には空港まで迎えにきてもらっていた人もいたようで、これには送迎費のようなものが50元かかっていたようです。

■これだけは持っていかないとね
さて、このとき必要だった書類は

・パスポート
・外国人体格検査記録
・録取通知書(入学許可書)
・外国留学人員来華答証申請表(jw202)
・写真8枚

です。これらの種類に関して取得方法はこちらを参考にしてください。


実は、これにプラスして、血液検査をしたときの検査記録原票が必要だったのです。
僕は県立病院で検査をしたのですが、記入してもらったのは領事館からもらった票のみで、この原票というのを病院でもらってこなかったので、どうももう一度どこか中国国内で検査してもらうようです。

この検査についてはやはり持ってきていない人が多いらしく、後日そう言う人たちみんなで一緒に検査へ行くようです。不覚じゃ!

この手続きで、二つのこれから中国に滞在するための手続きに関する書類がそろったわけです。

・一つはXビザあるはFビザで、半年以上滞在するのに身体的に問題が無いことを証明して届け出る書類。
・もう一つが公安に対して居住と大学に通っていることを証明して公安へ届け出るための書類です。

届け出る先は上海公安局外国人入境管理処です。先ほど提出した証明写真をここで2枚ずつ使います。

さて、これが今日の大仕事でした。手続き自体はそんなに対したことはないのですが、思っていた以上に最初に費用がかかってしまいました。

■さて、トータルでおいくら

ざっと計算して
22万円(日本円)くらい。
ということは、食費・その他観光やおみやげや雑貨類をのぞいて
1年間で50万円くらいでしょうか。
さて、このコストを安いとみるか高いと見るか!

日本でもし語学学校などへ通うことを考えると安いともいえますよね。
こっちでは考えようによっては24時間勉強できるようなものだし、時間的にも余裕があるので、やる気次第で十分な勉強ができると思います。
なにしろ日本にいたときのように誘惑が無いのがなんとも強い!
(勉強しようと思ってもテレビやラジオやパソコンや雑誌など誘惑が多くてついつい休憩の連続で一日が過ぎていくのです。)

もちろん仕事をしていない訳なのでその分収入がないということを考えれば仕事の後の駅前留学ってのもいいかもしれませんが、こっちの方がずっと気力と体力と精神力が必要ですよね。


 

9月2日(日)  散策  (^_^) 普通
今日は待ちを散策した。そう、やることがないのである。けれど朝から昼過ぎまで、実に四時間くらい校庭の木陰のベンチで中国語を勉強していた。やはりCDのデッキも盛ってくればよかったかもしれない。付属のやつを聞きながら勉強すればよかったかも。
ともかく今日はよく勉強した。毎日これくらいやれば少しはわかってくるでしょうか。
すでに日本で勉強してきているのか、それとも以前に中国へきたことがある人なのか、トランクを今日担いで大学へやって来る日本人の留学生の中にはかなりぺらぺらと手続きなどをこなしている人が多い。うむ。これは負けてられない。勉強する時間は十分過ぎるほどありそうだ。
 今日も8時ごろから校庭をマラソンしてみた。そうそう、マラソンはこちらで同じくマラソンといえば通じる。ちなみに漢字は「馬拉松」だ。

9月1日(土)  寮を引っ越し  (^_^) 普通
昨日泊まっていたところから、これから生活する寮へ引っ越しをした。
今度のところは(賓館)といって、もともとお客さんのための宿泊所のようなところだったのを改装して完全に留学生のために使うようだ。
2時に来なさいと言われていたので、午前中から外に出て中国語の本を読んでいたりしてたら、どうも他の連中がみんな荷物をまとめていてあわただしいので部屋へ戻ってみると、お姉さんが電気代の請求をしてきた。昨晩ので1.9元だった。安いのか高いのか・・・。妙に細かい。

さて、日本人にあった。同じく僕の仮住まいにおとといから宿泊していたのだが、中川さんという女の子。彼女に教えて貰って詳しい事情を知った。機能から使っていた部屋のキーを新しいものに変えて貰うのだそうだ。

さて、今度の部屋は2人部屋だ。吉原くんという一つ年下の男の子と生活することになる。彼は半年間ここで勉強していく予定だそうだ。

さて、ところで、日本人はすでに何人か見かけたが、韓国人が非常に多い。日本人に比べるとわいわいと騒いでいるので目立っているせいかもしれないが、それでも特に目に付く。西洋人は今のところ見かけていない。あ、一人だけかな?でも、たぶん違うコースの人なのかMBA関連の人かもしれない。

今日も昨日と同じところへ食事に行った。食事の度にメニューを控えてきている。発音はよく分からないのだけれど、とにかく何がどんなメニューなのかパッと見ただけではなかなか分からないので、片っ端から食べていくことにしよう。夕飯は吉原くんと一緒に出かけた。彼が「魚香肉樂普交飯」。これは恐らく鶏肉を魚の味噌のようなものでいためてご飯にかけている。つまり丼だ。ちなみに樂普は漢字がわからないので近いものを充ててみた。僕のほうは「虫毛 油肉普交飯」だ。これはジンジャオロースーをご飯にかけたようなもの。彼のやつのほうがおいしそうだった。
このとき、中国ではじめてのビールを飲んでみた。サントリーである。これ4元。

男二人というのも手持ち無沙汰だ。
特に何をするというでもない夜は長いので、九時ごろから校庭を一人でマラソンしてみた。一周500メートルほどだ。9周したところでなぜかむしょうに売店でパンを買って食べたくなった。ちょうどランナーズハイでまだまだ走れそうだったけれども誘惑には勝てず生クリームパンを買う。1.5元。や、安い。。。



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