【2001年6月】

6月29日(金)  トラブル。つかれたー
今日は一日ついていない日だったかも。
いつも電車の中で本を読んでいくのだけれど、今日はそれを家に忘れてきて、40分間とても退屈な時間を過ごしました。
んで、仕事中に油を膝の下にこぼすし、極めつけに店をしめてから店のシャッターの鍵がかからなくて1時間くらい立ち往生。
裏がだめなら店頭はと思いきや、こちらもあかぬ。明日の朝どうするかは明日考えよう。

6月27日(水)  書留取りに行ってきます。
というわけで、今から取りに行ってきます。郵便局へ。

それから、シティーバンクのカードもできてきて、コレも郵便局へ届いているらしい。
こちらの詳しい紹介は持ってきてから後にすることにいたしましょう。
■■

はいどうも。行って来ました。
今日は久しぶりによくあるいた。

朝、彼女を送って駅まで行ってからいったん家に帰りました。洗濯をすませて物干しへ干してから家を再び出ました。

まずは芦屋へ。電車の窓からいつも気になっている雑貨屋さんのような物があったので、一度行ってみたかったのです。

ところが、これ、雑貨屋ではありませんでした。ケーキなどのお菓子を作るための道具や材料をおいているお店で、一見雑貨屋にも見えなくもないのだけれどすぐ近くに来てみるとどうも雰囲気が違っていて・・・。

さて、そこからが大変。まずは国道を歩きながらJRの摂津本山駅を目指しました。ここにはアジア雑貨のお店があるのです。

ところで、今日の目的は写真立てでした。6枚くらいが一つの額にまとまるかわいい木製の写真立てを探してそんなに長い旅をしていたわけです。というのも、コレを披露宴のおばあちゃんへの感謝の品としてあげようと思っているのです。中には僕や妹の小さい頃におばあちゃんや亡くなったおじいちゃんなんかと一緒に写っている写真を入れてね。

 写真はアルバムからスキャンしてそれをプリンタで一枚一枚ちょうどいいサイズにトリミングしてプリントした物を使いました。僕がプリントして彼女がきれいに額に装丁してくれました。なかなかの出来です。

 そこでポイントは6枚のフレームの内、一カ所を空けているところ。ここに当日おばあちゃんに渡したときに一緒に写真を撮り、その写真を納めるという寸法です。これは今日思いついたのですが、ぜひ演出に盛り込もうと思っています。早速内容をFAXにしてしかいをやってくれるおねえさんのとこ炉へFAXしておかねば。

 さっきのアジア雑貨屋さんはナイーフと言います。アジアに限らず食器がすごく豊富です。珍しい雑貨やでかいテーブルが無造作に屋外においてあったりしてます。今日はたまたまいつもレジにたっている兄弟らしき二人のお姉さん以外におじさんもいらしたので、この方がオーナーかしら、世界をあちこち買い付けに・・・と勝手に想像しておりました。

 ところで、お目当ての写真立ては阪急岡本駅を南側に出てすぐのところにあるステーショナリーグッズをたくさん扱っているお店で購入しました。イメージしていたよりも多少大きい物だったのですが、それでも上品でなかなか良い物を見つけることができたと思います。

 JRの摂津本山駅から電車に乗って自宅近くの駅で降り、そこから郵便局まで歩きました。

 実はこちらも今日のメインイベントともいえます。例の中国から来ていた書留を受け取るのです。

 さて、受け取ってきました。送り主は上海財経大学の国際学生事務室。国際の書留郵便で6月20日頃発送され、6月25日に届いていました。

 中身は2通のA4の書式で、一つが「録取通知書」「録」の右だけです。なんて読むのでしょう。ちゃんと調べますのでお待ちを。
もうひとつがうわさに聞く「JW202」でした。

通知書の方の中身は大体こういう内容でした。
・うちの大学へ来てもOKです。
・いつからいつまでです。
・JW202の原紙と外国人体格記録を持って領事館へ行ってxビザを取ってね。
・いついつに大学へ着てね。

という感じ。

 
■■



6月25日(月)  書留がとどく
中国からの書留が届いているとの通知を発見。
休みだったのだけれど夜に家へ帰ってきたものだから、通知を見るのが遅くなってしまった。

6月24日(日)  寝込んでしまってます。
 今朝から調子が悪いようで今寝室で横になってます。いえ、僕ではなくって。

今日はカードを作ろうと思っています。身内だけでひとまずは披露宴のような物をするのですが、テーブルの上にありがとうの言葉と二人の子供の頃の写真にプロフィールを添えて飾ろうと言うことにしました。


6月23日(土)  式次第をつくってます。
 ここ数日、しとしとと雨が降り続いています。梅雨!っていう感じを受ける夏の始まりはここ最近では珍しいことのように思います。北陸地方は天候が悪いことで有名ですが、連日ごろごろと雷こそなりはすれ雨に降られると言うことはなかなか無かったように思います。傘もほとんど使ったことがありませんでした。

 さて、今日は仕事が終わってから家に帰る前にちょっと用事を済ませてきました。というのも、来月の結婚式に来てくださった方にお渡しする式次第をコピーしてこなくてはいけないのでした。コピーといっても最近コンビニではなかなか両面コピーというのができません。お断りって書いてあるところも結構あります。

 そこで大阪の町の中ならばビジネスコンビニがあるのではないかと思って探して回っていました。
なんとか見つけて一安心。値段も1枚10円です。あら。セルフサービスなのね。

というわけで、刷り上がった80枚×2×両面の原稿をせっせと台紙に挟んで折り曲げて真ん中をひもで束ねました。
一気にやってしまえば1時間くらい何だけれど、ここがなかなか重い腰があがらないところで、何度も何度も休憩を挟みながら完成しました。

 そうそう、忘れては行けないことがあります。式にはライスシャワーをするのですが、そのお米も自分たちでもって行かなくてはなりません。
何日か前にちゃんと洗って米の粉がつかないようにしてから干しておかなくてはね。


彼女のお手製リングピロー完成

6月19日(火) / 中国からのメールとどいた。
中国の話になりますが。
6月の最初に9月から行こうと思っている大学へ申請書を送っていました。
だいたいエアメールで送ると届くのに一週間くらいかかるらしく、往復で約14日。ってことはそろそろ返事がくるかしらと期待して毎日ポストをのぞいていたのですが、なかなか届かず不安にしておりました。

 んで、昨日その学校へe-mailで問い合わせたところ、早速今日メールの返事が届いていました。

 「私たちはあなたの送った書類を受け取っています。国際事務のオフィスから今日承認が届きました。明後日にあなたへ返送されるでしょう。お会いできるのを楽しみにしております」
ってメールがとどきました。

ばんざーい!

届いているかが不安だったというのも、書類をひとまとめにした封筒を湯便曲へ持っていっていくら分の切手が必要かを見てもらったのですが、その時に封筒の表面にエアメールと書いていなかったから、もしかしたら郵便局のお姉さんは国内と間違えて切手をくれたのではないかととっても怖かったのです。そのまま出してしまったものですから。

んで、お昼に郵便局へ料金が会っていたかどうかを確かめに息ました。
航空通常郵便料金の表というのがあって、提携の郵便物の場合、25グラムまでが90円。50グラムまでが160円だとわかりました。

切手を買ったときの領収書を見てみると、160円となっています。外国までこんなにやすくとどくんだっけ? 300円くらいしなかったかな?と いつまでたっても届かない通知のために自分の行動にまで自信をなくしていましたが、今日来たメールの返事を見て俄然元気になりました。


6月18日(月) / 留学先の国際学生課へメールを再び出す。
 今日はお休みでしたので、いろいろな仕事を片づけました。
仕事といったら失礼ですが、昨日の日曜日は父の日なんですね。「good father's day」です。忘れていたわけではないのです。ごめんちゃいお父様。

 出勤する彼女を駅まで送っていって、そのまま自分は実家へ向かいました。ここのところマメに通っている歯医者さんへ行くためです。この歯医者さん福田歯科というのですが、結構思い入れがあります。個人的に。この話はまた次回にしましょう。

 歯医者さんは10時からですので、まずは実家へ戻りました。腹ごしらえをして(あれ、家でも食ったのでは?)ピアノなんか弾いたりビデオつけてみたりしながら時間をつぶしました。

 で、歯医者さんが終わって早速今度は神戸へ向かいました。父上へのプレゼントを買うためです。
お目当ては「ヘッドフォン」です。それも豪華なやつ。ちょっとなかなか普段では手に入らないやつ。
自分がそれで音楽聞きたいって言うのもあったのですが。

それで、純粋にきれいな音を出せる高級ヘッドフォンを買おうと思ってセイデンへ行ったのですが、やっぱり赤外線で音がとばせるやつにしました。
音質と着け心地はいまいちだけど、父さんが一番ほしがるのはこれかなって。

ところで、セイデンのヘッドフォンコーナーは結構充実しています。60ほどのヘッドフォンで音楽を視聴できます。音の違い、着け心地を比べているだけでもあっという間に時間が過ぎて、いい感じの時間つぶしができます。待ち合わせなどにいかが得しょうか。

「セイデン1Fヘッドフォンコーナーに11時ね!」とか。

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話題はかわります。

留学先の国際学生課へメールをだしました。
今月の始めに申請書などをおくったのですが、まだお返事が来ないので、無事に届いているか知らせてほしいという内容です。
お手数かけてしまうのえすが、だって不安ですもの。

前回にメールを出したときには翌日にきちんとしたお返事をくださってとても印象いいのです。
自分もメールにはきちんとお返事だすようにしなくっちゃ。

 

6月17日(日)  ショック!
ショックな出来事。
愛機 Che-ez! スティックをトイレに落としました。
はーー。
http://www.che-ez.com/stik/index.html
でどんなのかご覧ください。かわいいでしょう。

今日は彼女と一緒にドレスの最終打ち合わせと彼女のヘアセットのリハーサルにつきあいました。
そんなわけで、このデジカメがいつになく活躍して、さあ家に帰ったら早速写真を彼女のお母さんへ送って挙げようというときに・・・。

ショックは結構大きかった。
水に濡れて液晶がチカチカしている。ちゃんと乾かしたらたぶん復活するだろう。
でも、この機種はバックアップのメモリがないので、電池を抜いたら写真がみんな消えちゃうのです。

電池を着けたままで風とおしの良いところへ置いておきました。

なんとか復活。でも、肝心の写真は全部消えてました。

ふえーーショック。


6月13日(水)  ドラジェドラジェ?
 ドラジェというのは、結婚式の時に一人一人に手渡すことのできる小さなお菓子の包みのようなものを指すらしい。正確に言うと僕らがそういうシュチュエーションで使おうとしているのはドラジェとは言わないのかもしれない。
 なかなかよいものを先日彼女が近くの雑貨屋さんで見つけてきたというので、それなら仕事が今日は早く引ける予定だから買ってくるということになった。
 その例のものというのは、お風呂に入れるとぶくぶくの泡が立ってバブルバスにできるという入浴剤だった。入浴剤といってもツムラの日本の名湯シリーズのようにアルミの袋に入っているようなものではなくて、それ自体が乾燥して固形になったものだった。ちょうど昔はやったスーパーボールをイメージすると良いと思う。

 といっても、これは少々大きすぎた。それに結構重かった。サイズがビリヤードの玉くらいあるのだ。内容とアイディアとしてはとても良いところをついているのだけれどちょっとプレゼントで一個ずつ渡すのには適していないように思えた。これを80個くらいレースの包みに包んでリボンで結んだものを想像すると、かなり大きいかごに山盛りになるのではないか。かわいらしいバスケットを想像していたものが、ランドリーボックスの陽になってしまっては教会の雰囲気ぶちこわしかねぬ。うむー。

 という風に見ていたら、これは今度はベストなサイズの同じく入浴剤が見つかった。こちらは入浴剤といっても固形でも粉末でもなく、ハート型の紙吹雪のようなのだ。そう。まさに紙吹雪。これが透明の丸いプラスティックの容器に入っている。色も様々な種類があって、それぞれの色に合わせた香りもついている。うむコレしかないでしょう。

 一つかって帰って彼女に相談してみると、彼女もコレを見ていたそうで採用することになった。ほとんど買い占め状態。何せ80個。でも在庫が無くて、とりあえずその場にある55個をいただいて、残りは入荷したらすぐに電話をしてくれることになった。

 うちに帰って彼女と早速ドラジェづくりをはじめた。先日かって置いたレースとブルーのリボン。それに手作りのありがとうタグである。そこには

「本日はありがとうございました
二人のこれからを見守ってください」

きゃー。はずかしい。

6月10日(日)  簿記の試験とおばあちゃん
 今日は朝から簿記の試験を受けた。3級である。といっても、勉強を始めたのは2日前の通勤電車。しかも資料は「誰でも分かる まんが簿記入門」である。確かにわかりやすかったのだけれど、当日解答用紙に初めて数字を書き込んだという完全に読むだけ予習で太刀打ちできるわけはなかった・・・。

 というわけで・・・。というわけでもないのだけれど。今日は用事ができた。おばあちゃんが先日から病院に入院しているというのだ。父方ではなく、母方のおばあちゃんだ。なんと今年92歳。

 母は10人兄弟の末っ子で、僕も生まれてからしばらくこのおばあちゃんが今でも住んでいる田舎に住んだ。ほんの一ヶ月ほどのことだと思うのだけれど。

 田舎というのは実家からくるまで1時間半ほどでいける距離的にはさほどでもないのだが実際にはいかにも日本の田舎という雰囲気がついこの前まで生きていたところだ。僕がまだ子供の頃は、かやぶき屋根の家が祖母の家につくまでにも何件か見られたし、山に囲まれた盆地にあるので山並みがまるで迫ってくるようで、秋に行けば金色の稲穂が風に吹かれてたてる音が心地よかった。

 田舎に行ったときの楽しみといえば、よく駄菓子屋で見つけられるようなプラスティックの透明な大きな入れ物(串に刺さったイカの乾燥したようなものがたくさん入っていたりするやつだ)を竿の先にひもでくくりつけ、容器のそこを工夫して穴を空け、中に米粒を入れた。それを川の浅瀬につけて1時間ほどたってから見に行くと、小さな川魚が何匹も入っていた。そんな当たり前の風景や遊びが、すでに懐かしい出来事に鳴り始めだした僕らの子供の頃にでもリアルなものとして残っている場所だった。

 おばあちゃんは着物の端切れを使って手作りの人形を作っては娘や孫が遊びに来るたびにやっていた。起用に人形の草履や髪の毛もつけたものだったが、人形の目や口もとはマジックで書き込んでいるのが妙だった。
 70か80になるころから習字やゲートボールも始めていた。結構活発な人だった。一緒に住んでいる孫の赤いオープンカーの助手席に座って田舎道を走っている姿は、僕はじっさいにはみたことがないけれど母の兄弟の間ではたまに集まるとでてくる話題だった。

 前に僕がおばあちゃんに会ったのは今年の3月のことだ。僕は仕事で2年間転勤していた石川県から4月に大阪へ帰ってくることになっていた。帰ってすぐに結婚することに決めていた。はじめは僕も彼女もするつもりはなかった結納だったが、彼女とうちの両親の間で連絡し合ううちに話が進み、4月に入ってすぐの休日に彼女の家で結納をすることにした。

 用意の品はそういう業者に頼んでいたが、結納の時にはその目録を載せて渡すお盆が必要だと分かった。盆と言っても普段使っているようなものではなくて、わかりやすいところで言えば小学校の卒業式で卒業証書を載せているような横長で黒の漆で塗られていてものによってはその家の家紋が入れられていたりするようなものだ。
 うちの家紋のものをわざわざ用意するのも時間的にも難しかったし何処かから借りてくるかという段になって、母の実家とうちの家紋が同じものだったのを思い出して田舎へ連絡したのだ。確か持っていたはずだったと。
 電話してみればいつでもとりに来いとのこと。僕が休みを見計らって車に乗り一人で田舎へ出かけた。

 おばあちゃんに会うのは4年ぶりほどのことだった。以前に訪れたときには僕はまだ車の免許を取ったばかりで、とにかく何処かへ車に乗って出かけたいという思いばかりがあった。それで程々に遠く、高速道路が気持ちよく、道もだいたい分かっているため試運転にはちょうど良い田舎へ出かけたのが確か最後だったと思う。

 僕が顔を見せたとき、おばあちゃんはひとりだった。最初は目が悪いために誰だ川から無かったようだが、すぐに思い出してくれた。座ったままであまり動け無いながら、あれこれと食べるものを出してくれたりした。お茶は台所へ僕がつぎに行った。思ってみればこうやっておばあちゃんと二人だけで話をするのは初めてだったかもしれない。4月に転勤から帰って二人で住むこと。結納をするときに使う盆を借りに来たこと。結納する日の番に届けを役場へだしに行くつもりであることなど。
 「そうか。ほぉー。そうか。」と聞いていた。
 おばさんに聞けば、たまに同じ事を何回も聞くようなときもあるけれど僕が訪れたときには調子がよかっったそうだ。

 そして、今日は病院へ彼女と二人で訪れた。本当は7月におばあちゃんにも式に出席してほしかったが、呼吸が最近になって苦しいようだった。食べ物も口からは食べられず点滴でだ。
 僕らが病院に着いたのはちょうど昼の12時だった。病院の給食を運ぶ台を引っ張っていく看護士がリノリウムの真っ白な廊下をゆくのが見えた。

 受付で祖母の名前を告げるとB棟の2階だと教えてくれた。そのエリアは2メートル四方ほどの個室だった。古い病院だが白くペンキで塗られた各個室の入り口につけられた木でできた窓も好感が持てた。そこから祖母が寝息を立てて胸を大きく上下させて眠っているのがみえた。

 僕らはせっかく眠っているのを起こすのも悪いと思ったから少し時間をおいて自販機でパックのジュースを飲みながら時間をつぶすことにした。10分か15分ほどして先ほどの病室に戻ったがやはり祖母は眠っていた。

 小さく声をかけてみた。白いパイプでできた病院特有のベッドの枠に手のひらをかけていた。その手にそっと触れてまたおばあちゃんと話しかけたら、ただ目をつむっていただけのようにすぐに目を開けた。

 僕の顔を見てはすぐに誰か分からなかったようだけれど、名前や母の名前を言うとすぐにわかった。ちょうど昨日は母と父がここを訪れて祖母と話をしていたのだ。そのことももちろんしっかりと覚えていた。

 僕は彼女を紹介した。7月に式を挙げること。おばあちゃんにも来てほしかったが残念だということ。それに、式でとった写真をまた来月もって、その時には昨日はこれなかった僕の妹も連れてくると言うことをはなした。
息をするのが苦しそうなのによく話をしてくれた。あまり長く居ても疲れないかとそればかり思っていたが、それでも祖母がいろいろ僕や彼女に聞いてくるので結局30分ほどはそこにいて話をしていた。

 ともかく今日これて良かった。そのうちそのうちと思っていてもなかなか祖母のところへ彼女を連れて会いに行けなかった。入院と言ってもとくに容態が悪くなったからと言うわけでもなかった。もちろん食事をできないことと息がしづらいと言うことは大変だが、見たところ体調は良いようだった。もちろん92歳という年を考えてのことだけれど。

 ともかく僕らは長く話をして帰ってきた。

 彼女と僕がこんなに急いで移動したのも、夕方の5時からその式の会場で打ち合わせをする約束をしていたからだった。

6月7日(木)  検査の続き
さて、先日の続きを。

外国人体格検査です。
この検査、結構時間もお金もかかります。検査自体はごくふつうのもの。レントゲンや尿の検査、血液検査くらいでしょうか。初日はとりあえず一通りの検査を済ませてきました。 初日?? そう。血液検査の結果がでるのが1週間ほどかかるのです。それがでてから先生の問診を受けて健康診断書を書いていただきます。
 この書式に詳しい先生というのが月・火・木に出勤しているので、その曜日に来てほしいということでした。でも、仕事を持つ身としては、平日に時間を作ってくるのはなかなか難しいものです。それに、留学を考える人は必ず必要なものですから、この検査は早めにいって置いた方がよいでしょう。タイミングとしては9月に留学するための大学への申請が6月にという大学が多いので、検査の有効期限半年を考えて5月中には済ませて置いた方が無難。

 僕が願書を出した上海財経大学はメールで国際課へ問い合わせてみると、とりあえず申請書類、その他の書類と申請料を送ってくれたら、検査表はあなたが上海へ来たときでかまわないとの返事がありました。これで一安心していましたが、ともかく5月末に体格検査記録を手に入れることができたので、願書と一緒に送りました。

 ここで注意しなくてはいけないのが、この記録表に張ってある自分の写真に必ず病院のはんこを割り印してもらうこと。これが無いと正式な書類と認めてくれません。

 もう一つポイントは、大学へは原本ではなくコピーを送ること。この原本はビザ発行の際に使います。それ以外にもコピーを取って置いて、実際に出発する際にも持っていた方がよいでしょう。

 ともかく無事取り終えて一通り必要な書類が集まって一安心。おととい6月4日に郵送しました。

■必要な書類とはなんぞや
 ところで、留学の願書に当たる申請書出す際に必要な書類とはなんでしょう。大学によっても違うと思いますが、自分が出した上海財経大学の場合は以下の通りです。
  
  最終学歴証明・成績証明書・上海大学留学生申請表・申請料$50・健康診断書・パスポートのコピー

でした。 
一つずつ解説しましょう。

・最終学歴証明・・・就職活動などをした事がある方はご存じでしょう。出身大学の学生課などで発行してくれます。高校でも事務室などで作ってくれるのでしょうか。僕の場合英文のものを作ってもらいました。費用500円

・成績証明書・・・・・これも大学で発行してもらいます。卒業後何年も経っていてもOKなはずです。こちらも英文で作りました。久しぶりに見る自分の成績表は ああ。Aが少ないのね。。費用500円

・留学生申請表・・・これは大学へ資料請求した際に一緒に送られてきた用紙に記入したものです。自分の住所や国籍、保証人などのサインをもらう箇所もありました。大学によっては保証人や中国の法律を守るというサインを別紙にしているところもあるようです。費用0円

・申請料$50・・・・・どうやって送ろうかと困りましたが、郵便局の国際送金為替を使いました。この用紙は郵便局の窓口に申し出ればもらえます。用紙はどこの郵便局でも共通なようで、僕の場合中央郵便局でもらってきた用紙に自宅で記入し、近くの小さな郵便局へ持っていきましたが、ちゃんと受け付けてくれました。
気になる費用ですが、当日の為替レートが US$1=\120.30 でしたので、$50が\6,015でした。Kろえに送金のための料金が\1,000円で、併せて\7,015円なり。

・健康診断書・・・・・前述のとおり、検査を国公立の病院か赤十字病院で受けます。9月に出発するのであれば5月中には済ませて置いた方が無難でしょう。発行には最低1週間かかります。検査の費用は病院によって違うようですが、県立尼崎病院の場合\26,584です。写真への割り印を忘れずに。送るのはコピーでOK。原本はビザのために自分で持っておきます。

・パスポートのコピー・・顔写真が載っている部分の見開きをコンビニエンスストアでコピーします。白黒でOKです。(カラーでとって偽造されてもしらないよ)費用10円

・切手代・・・・・・・・これらの書類一式を封筒に入れて郵便局の郵便受付へ出しました。エアメールの費用180円



6月4日(月)  外国人体格検査記録
 今日は少しだけ留学の準備の事について触れましょう。

 留学をする際に、用意しなくてはいけない必要な書類がいくつかあります。そのうち野一つが外国人体格検査記録表です。
 この用紙は大学によっては、資料請求の際に提出書類の一つとして一緒に送ってくれるところもあるようですが、僕がお願いした中にはありませんでした。病院で英文のものを作ってもらうという手もありますが、必要でない検査までしてしまっては結構費用がかかるかもと思い、大阪の中国領事館でこの用紙をもらってくることにしました。

 実はこの時初めて分かったのですが(え、これって世間の常識?)大使館というのはいわゆる東京にあるやつだけなのですか?つまり大使がいるわけ。んで、地方都市で同じような役割をするその国の機関を領事館と区別されているようなのです。ふむ。
 やっぱり領事館の中も治外法権が効いているのかしら?とやや緊張しながら中へ。

 この大阪の領事館。こうして体格検査記録の用紙をもらいにいこうと場所を調べてみると、なんと僕の勤務先から自転車で10分の距離。。。 え!こんなところにあったの?という感じです。外観はなんかちょっとお金持ちのおうちというか、小さい会社って感じのオレンジ色のタイルが張られた建物で、玄関にあるいかにも中国っぽいオブジェがかろうじて中国の雰囲気を維持しています。

 入り口は二階にあって、その玄関先にすぐある階段を上っていきます。
「体格検査記録の用紙をこちらでいただけると聞いてきたのですが・・。」
というと、中国へはどうしていくのですか?と聞かれましたので
「1年間留学で大学の語言生、漢語班に入るためです」
と答えました。とくに別段質問というわけでもないようです。すぐ渡してくれました。

 これもインターネットで入手した情報。体格検査記録は国公立の病院で受けなくてはいけない。
実は身体検査というのは保険が利きません。だからちょっと驚くくらいの費用がかかります。前もって調べて置いたのですが、保健所だと5000円くらいで検査をしてくれるらしいのですが、これが病院でとなると少なくても20000円くらいはかかってしまいます。

 ただでさえ色々費用が必要な貧乏留学予備軍。そこで、領事館の方に
「この検査ですが、保健所で受けてもいいのでしょうか・・・。」と聞いてみました。
「一応、国公立の病院か赤十字病院でということになってるのですが・・・。」
とのこと。一応が気になるものの、一縷の望みをかけて保健所で検査を受け、後になってやっぱりだめで予定の日にちに旅立てないとなったら元も子もありませんので、泣く泣く病院へ行って来ました。

 さて、病院なのですがうちの近くに公立の病院ってあったかしらと改めて思い出してもなかなか思い浮かばないものです。そこでなんとかリストアップされたのが
・県立西宮病院 ・県立尼崎病院 ・
です。朝早く(仕事へ出かける前でした)それぞれの病院へ電話を入れてみました。結果、西宮病院は火曜日に身体検査を実施しているそうです。うーむ火曜といわれてもなかなかスケジュールの都合が九十九のでもありません。
 そこで尼崎病院に電話してみるとこれがなんだか好印象。日によって必要な検査の一部ができない場合があるけれどもいつでも来て良いとのこと。しかも予約いらず。この臨機応変なところが印象よい!ってことで胃って参りました。幸い職場とも近いし、お昼過ぎに出勤するねーと断りをいれて朝早く、これは他の人が並ぶ前にと勢いこんで到着。でもやっぱり受付は9時ちょっと前から始まるのです。

広い受付ロビー。初診の場合はカードに自分の名前や住所・かかる科にチェックを入れてポストへ入れるようです。でも、身体検査はどうしたらいいの? 時間がくるまで事務の人も看護婦さんも現れません。うむ仕方ない。
 9時前に初診窓口が開きました。そこでお姉さんに聞いてみると、身体検査用のカルテのようなものを渡されました。これをもって診察へ進むわけです。
手に持ってるのが外国人体格検査記録です。できたー


6月3日(日)  資生堂美容室へ潜入
今朝は6時に電話がなる音で目を覚ました。なんと、お店へ朝一番に入ってくれるパートさんが店のシャッターの鍵を持っていないという電話だった。他に店の近くの人に連絡が付かない。今日出勤する社員に電話してもつながらない。そこで休暇だったが僕のところへ電話がかかってきたのだ。

これは危機一髪のタイミングといっていいだろう。その時間を逃したら7時のオープンまでに僕は店へ着けなかったからだ。電話を受けてすぐに着替え急いだ。

再び家へ戻ってきたのは8時半頃だった。久しぶりの休みなので今日こそは少しのんびり朝は寝ていようと思っていたのだが、なかなか思うようにはさせてくれないようだ。

しばらくしてから、彼女の結婚式の時にメイクをしていただく資生堂の美容室へ初めて向かうために大阪へでてきた。彼女につきあってだ。一通りヘアの形だとかを彼女が相談して今日のところはそれだけ。特に長い時間がかかったというわけでもない。他に特に予定もなかった。映画館の前を通りがかったら、以前から見たいと二人でいっていた手塚修のメトロポリスが上映していた。

それで見たわけだけれど、感想は「もののけ姫」を見たときに似ている。確かにすごい映像だけれど内容はちょっと分からないなーという感じ。テーマが大きすぎて面白みには欠けているかも。子供も見に来ていたけれど分かったのかな。



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