● なんで中国行きたいの?(1)
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北京の恋人たち(1-1)
中国に何しに行くの?と聞かれたとき、なんと答えますか? 中国が好きだからです。ただ語学の勉強がしたいのではなくてそこで暮らしてみたいから行くのです。 僕らは中学から何年間もかけて学校で英語を勉強してきました。けれど、残念な事にごく普通に日常生活を送る僕らが、せっかく習った語学も使うことって滅多にありません。もちろん町にもテレビの中にも映画にも英語は登場してきます。あふれかえっているといってもいいくらいです。けれど、学校で習い使えるはずの言葉を僕らはどうしてうまく使えないのでしょう。 それは僕らが習得しているはずの英語がコミュニケーションの道具として使われていないからではないでしょうか。つまりその言葉を通じて自分の意志を表現する機会があまりにも少ないのです。 「語学の勉強なら日本でもできるんじゃないの?」 中国へ行きたいと意志を回りに伝えたとき、心配してくれる人のなかにはそう言ってくれる人もいました。確かにそうなんです。駅前留学なんていうのもあるくらいです。語学の勉強は日本でも、もちろん一人でもできるのです。 けれど、僕が中国に行きたい理由は少し違います。たとえば自分が本気になって1年なり2年間、駅前留学にいそしんで中国語をマスターしたとしても、蘇州の学生が勧めるお昼の定番は知ることはできません。どんなファッションが今流行しているのか、普通の家庭のごく普通の日曜の過ごし方は?週末に北京の恋人たちはどんなところで過ごしているのか・・・・。 僕はそこで生活がしたいのです。そこで空気を吸ってそこでご飯をたべて、楽しんだり悲しんだり、勉強したり遊んだり。笑ったり怒ったり。 そういう経験を通じて自分の幅を広げたいという気持ちがあるのです。
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